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SFC修行2025年の最安費用・最短のルートで達成する方法を解説!

ANA SFC修行を検討している場合、最も気にしたいのは費用面になるのでは?と思います。

ただ、価格を安くしようとすると。飛行機の搭乗回数や時間が長くなっていく傾向にもあります。

この記事では、定番ルートからコスパの良い路線までをご紹介していきますので、ご参考いただけますと幸いです。

目次

SFC修行を最安費用・最短ルートで達成する

それではSFC修行を最安、最短で達成する方法を解説していきます。

SFCを達成するには50,000プレミアムポイントを獲得する

SFC(スーパーフライヤーズカード)を獲得するには、ANAプレミアムメンバーの「プラチナサービス」の資格を1月〜12月までの1年間で達成する必要があります。

プラチナになるには、ANAのフライトに乗った際に貯まるプレミアムポイント(以下、PP)というポイントを50,000ポイント以上獲得しなければなりません。
※スターアライアンス加盟航空会社の運行便でもPPは貯まります。スタアラ運行便は25,000PPまで適用

この記事を読まれている方は、SFC修行のルートや値段を調べていると思いますので、SFCで得られるメリットなどはすでにご存知と思います。

SFCのメリットや特典について不安でしたら、以下の記事も合わせてご参考ください。

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プレミアムポイントの計算方法

路線倍率は、国内線、国際線で異なります。

プレミアムポイント路線倍率
国内線:2倍
国際線:1.5倍(ANAグループ運航便の日本発着アジア・オセアニア路線)
その他路線:1倍

実際の計算は、ANAの公式でポイントシミュレーションのできますので、こちらのサイトをご利用ください。

最安費用で達成するなら国内線の方が安い(コスト重視)

ここからは具体的な路線解説をしていきます。

定番の沖縄路線を往復

SFC修行のど定番と言えば、沖縄路線です。

多くの方は、那覇、宮古、石垣路線で修行されるのではないかと思います。

理由は、国内で気軽ですし、価格も最も抑えられるからです。

【普通席で50,000PP貯める】

国内主要空港から那覇までの片道で獲得できるPPと、50,000PPまでに必要な往復回数は以下の通りです。
※運賃7のANAスーパーバリューで搭乗した場合

獲得PP(片道)50,000PPまでの往復回数
羽田-那覇1,47617往復
名古屋-那覇1,21321往復
伊丹-那覇1,10823往復
福岡-那覇80532往復

羽田-那覇の片道の運賃例です。

2025年5月調べで、最安は12,680円〜となっています。

仮にこの価格のフライトで17回往復した時にかかる費用は431,120円です。

羽田-那覇を17回往復した時に貯めるPPは、50,184ポイント(1,476×2×17=50,184)なので、PP単価は8.59円になります。(431,120円/50,184=8.59)

このPP単価は10円以下であれば安いと一般的に定義されてます。

また、航空券の値段は年々上がっている傾向なので、取得が後になるほどかかる費用も上がっていくと思われます。

ちなみに、上記と同日の伊丹-那覇の片道運賃は12,350円です。

PP単価は11.15円(12,350/1,108=11.15)なので、伊丹の方が那覇から近くなるから運賃も安くなって同じPP単価が出せるのかというと、そういう訳でもありません。

ちなみに、国内線で沖縄往復は効率もよく楽ですが、17回以上往復すると正直言って飽きます

5回目あたりでうんざりしてくると思いますので、1年間の長い期間で分散させる、別な路線を組み合わせるなどしないとお金を使っているのに苦行になってしまいます。

コスト追求に振り切ると大変な目に遭いますので、プランニングの時点でよくご検討ください。

【プレミアムクラスで50,000PP貯める】

同じように、プレミアムクラスを使って国内主要空港から那覇までの片道で獲得できるPPと、50,000PPまでに必要な往復回数をまとめてみました。
※運賃2のANAスーパーバリュープレミアムで搭乗した場合

獲得PP(片道)50,000PPまでの往復回数
羽田-那覇2,8609往復
名古屋-那覇2,42211往復
伊丹-那覇2,24712往復
福岡-那覇1,74215往復

羽田-那覇のプレミアムクラス片道の運賃例です。

2025年5月調べで、最安は35,990円となっていました。

このフライトで9回往復した時にかかる費用は647,820円です。

羽田-那覇を9回往復した時に貯めるPPは、51,480ポイント(2,860×2×9=51,480)なので、PP単価は12.58円になります。(647,820円/51,480=12.58)

プレミアムクラスを利用する方が、金額としては約35%高くなりますが、搭乗回数を半分に減らせるのはかなり楽になります。

プレミアムクラスは座席も広いし、食事も出ますので、少しだけ優雅な気持ちになれ、なにより体の負担を大きく減らすことができます。

組み合わせとしては、普通席とプレミアムクラスの値段を見ながら両方利用していくのがバランス良いかと思います。

地方の方は乗り継ぎを利用する

沖縄の往復は、距離の遠い羽田空港が有利な面もあります。

地方に住んでいると、羽田-那覇の恩恵を受けられません。

その場合は、国内線乗り継ぎを利用することでルートを考えてみると良いです。

乗り継ぎをすると、搭乗ポイントが1区間につき200ポイントもらえます。(片道400P、往復で800P)

1往復800PP多く獲得できるので、うまく活用ください。

主要空港の飛行距離が遠くなるような路線例での獲得PPをまとめてみました。
※片道で獲得できるPP数
※運賃6 ANAバリュートランジットで搭乗した場合

スクロールできます
出発地経由地到着地区間1 PP区間2 PP搭乗ポイント合計PP
新千歳羽田那覇7651,4764002,641
新千歳羽田石垣7651,8364003,001
羽田那覇石垣1,4763704002,246
名古屋羽田新千歳2897654001,454
名古屋福岡那覇5618054001,766
伊丹羽田新千歳4207654001,585
伊丹那覇石垣1,1083704001,878
福岡羽田新千歳8507654002,015
福岡那覇石垣8053704001,575

料金例で、新千歳-羽田-那覇の便を調べてみました。

最安料金で25,710円というのがありました。

PP単価は9.73円(25,710/2,641=9.73)なので、中々悪くないのではないでしょうか。

地方在住の方は、こういった距離が稼げるお得な路線を探してみるとコスパよく修行できます。

少ない回数で最短達成をするなら海外発券を使った国際線を利用(時間重視)

搭乗する回数を減らすなら、距離を稼げる国際線を活用した方が乗る回数は減らせます。

ただ国際線は、プレミアムポイントの路線倍率が国内線に比べ減るのでPP単価が高くなりがちです。

また、国際線は同じ路線でも日本発着で買う方が値段が高くなります。

なのでここでは海外発券を使った方法をご紹介します。

①コストバランスを考えると韓国路線がおすすめ

ANAには、海外発券の国際線と同時に乗り継ぎの国内線も購入すると、日本国内線の運賃が無料になるというサービスがあります。

韓国(金浦)発の羽田往復のビジネスクラスは83,860円の料金設定になっています。
※運賃Pを選べばもっと安くなりますが、PPの積算率が悪くなるのでPP単価を取って運賃Zを選択

この金浦-羽田の間に、石垣往復を追加してみます。

乗り継ぎをすることで空港利用料金などが増えますが、合計で84,760円で石垣の往復を追加することができます。

実質、羽田-石垣の運賃は無料です。

この石垣往復分のプレミアムポイントも獲得できるので、韓国発の国内線乗り継ぎはお得にプレミアムポイントを稼ぐことができます。
※石垣の空港利用料等で別途900円かかります。

出発到着運賃獲得PP
金浦羽田41,260円1,821
羽田石垣無料2,448
石垣羽田無料2,448
羽田金浦42,620円1,821
83,860+900=84,760円8,538

PP単価は9.93円(84,760/8,538=9.93)ということで、国際線ビジネスクラスを使いながらPP単価10円を切ることができるので、この路線はかなり良いと思います。

このフライトを使う場合、韓国発のチケットなので事前に韓国まで行っておく必要があります。

ANAのエコノミークラスを買う、ANAの特典航空券を予約する、LCCなど安い飛行機で行くなど、手段はたくさんあります。

PPの取得優先、PP単価優先など修行スタイルに応じて活用いただけると良いかと思います。

②搭乗回数を減らすなら長距離路線を活用

一撃で20,000PP獲得を超えられるものをご紹介します。

【シドニー路線パターン】

同じく海外発券で韓国(金浦)-羽田-シドニーの往復をビジネスクラスで搭乗するパターンです。

出発到着クラス獲得PP
金浦羽田ビジネス Z1,821
羽田シドニービジネス Z9,518
シドニー羽田ビジネス Z9,518
羽田金浦ビジネス Z1,821
313,700円22,678

PP単価は13.83円(313,700/22,678=13.83)となります。

オーストラリア旅行もできて、PP単価13円代はちょっと異次元です。

31万円でビジネスクラスを使ったオーストラリア旅行ができるのも嬉しい点です。

なんでこれが異次元と言っているか理由を説明すると、羽田発でシドニー往復のビジネスクラスを似たような日程で643,440円になります。

獲得できるPPは往復で19,036ポイントです。

PP単価は33.80円です。

実に2.5倍近くPP単価が変わってしまっているのです。

【ニューヨーク路線パターン】

今度は、クアラルンプール-羽田-ニューヨークでプレミアムエコノミーを使ったパターンです。

出発到着クラス獲得PP
クアラルンプール羽田エコノミー B5,417
羽田ニューヨークプレエコ N5,117
ニューヨーク羽田プレエコ N5,117
羽田クアラルンプールエコノミー B5,417
437,770円21,068

PP単価は20.77円(437,770/21,068=20.77)となります。

国際線を使った場合、PP単価20円くらいまでが許容できるギリギリのラインかと思いますが、韓国発券の石垣行きやシドニー行きのビジネスクラスに比べるとインパクト低いです。

このように、国際線を使う場合は、海外発券で乗り継ぎも含めてルートを探していくと、お得な路線があります。

SFC修行を最安費用・最短ルートで達成するまとめ

SFC修行をお得にできる路線、ルートを費用面も合わせて解説してきました。

飛行機に乗ることにあまり慣れていない場合は、沖縄路線(那覇、宮古、石垣)を使った便を中心に予定を組まれるとやりやすいです。

コストだけを考えると、沖縄の単純往復だけでやれば40万円ちょっとで50,000PPに到達するので安く仕上がります。

ただ、単純に沖縄往復だけをしていると飽きてしまって続けるのも辛くなってしまいます。

その場合、国内線乗り継ぎを活用して、行ってみたい地域に遊びに行きながら修行をすると楽しく継続できるかと思います。

国際線を使う場合は、韓国発券(金浦-羽田)をベースにルートを組んでいくとPP単価を良くできる傾向にあります。

海外発券は、クアラルンプール発券、ジャカルタ発券も比較的安い傾向にありますので、航空券の検索に慣れてきたら色々試されてみてください。

PP単価は、安いに越したことはありませんが国内線なら10円以下、国際線なら15円目標で20円以下くらいを目安に狙って探してみてください。

SFC修行をする時は、航空券の購入をしますのでANAカードを持つことが必須になります。

修行期と維持期では、コストメリットの観点から持つべきカードを変えた方がお得です。

SFC修行におけるANAカードの選び方を以下の記事で解説してますので、合わせてご参考いただけますと幸いです。

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以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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