ANAマイルを貯める場合、飛行機に乗る、日常の支払いでANAカードを使うなど多様な方法がありますが、年間で10万マイル以上貯めるならポイントサイトの活用は不可欠になります。
この記事では、ポイントサイトを活用したANAマイルの貯め方を解説していきます。
上手に活用すれば、初年度で20万マイル以上、2年目以降も10万マイル程度は貯め続けることができると思います。
この記事の執筆者

ブログ「マイルの錬金術師」の運営者本人でもあります。
ANA:ダイヤモンド、マリオット:LTチタンエリート(生涯ステータス)など多数の旅行系ステータスを保有してます。
クレジットカードの選び方のアドバイスが得意で、500名以上の方のお話を無料ZOOM相談で伺った実績があります。
ANAマイルを貯めるポイントサイトとは


ANAマイルを貯めるに使う、ポイントサイトについてから解説していきます。
ポイントサイトとは?
ポイントサイトとは、そのサイトを通じて利用したサービスに対して一定のポイントが貯まり、現金や任意のポイントに交換して利用できるサイトのことを言います。
日本では1999年から運営されているポイントサイトもあり、老舗のポイントサイトはどこも20年以上の運営歴があり、上場企業など大手が運営しているものも多くあります。


ポイントサイトには、サービスを利用して欲しい企業からの広告が出されており、ユーザーはそのサービスを利用すると、ポイントサイトが広告を出している企業から受け取っている報酬の一部を受け取れる仕組みになっています。
お金(ポイント)の出所は、サービスを利用して欲しい企業の広告費になりますので、いかがわしいものではありません。
要は、広告主と利用するユーザーの間を仲介してくれている存在だと思えばわかりやすいかと思います。
むしろ、企業側がサービスを利用してもらう為にお金(ポイント)を支払ってくれる訳なので、使いたいサービスがあったら積極的に活用した方がお得ということになります。
おすすめのポイントサイト


日本には、100以上のポイントサイトがあると言われています。
そのうちメジャーなポイントサイトは20サイト程度になりますが、実質2〜3サイト登録しておけば十分です。
運営歴が20年以上、交換先が豊富、案件での獲得ポイント単価が高いなど総合的に見て私がおすすめするのは「モッピー」と「ハピタス」です。
私も10サイト以上登録していますが、実際にはほとんどこの2サイトしか使っていないです。
どちらのサイトも無料で会員登録ができ、紹介からの登録限定で入会キャンペーンを開催していますので、登録をして入会ポイントも獲得されてみてください。
↓モッピーの無料登録はこちら
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ANAマイルを貯めるおすすめポイントサイト案件


実際にポイントサイトを使って貯めていくにあたり、どういう使い方をすれば貯まるのかを解説します。
ベースはポイ活ですので、基本的には長く続けていくことを考えた方が結果的に多く貯まります。
なので、日常生活で利用できる部分から取り入れていくのが良いと思います。
ポイントサイトには、1件で1万円を超える高額なポイントがもらえる案件もありますので、少しずつ取り組まれるとより多くのマイルを貯められるようになります。
日常生活で使える案件


ヤフーショッピングや楽天市場など、日常のネットショッピングで利用できるサイトが掲載されています。
ポイントサイトを経由するだけで1%のポイント還元を得られ、クレジットカード払いをしていればカードのポイントも獲得できます。
クレジットカードの還元率が1%なら、ポイントサイトで得られる1%と合わせて2%の還元率になります。
ポイントサイトを通すだけで還元率が2倍になるのは、とてもお得ではないでしょうか?
総合ショッピング以外にも、ビックカメラ、ユニクロなど様々なショップが掲載されていますので、ご確認ください。


旅行や出張で利用するホテルを予約する時もポイントサイトを利用するとポイント還元を受けられます。
じゃらん、booking.com、エクスペディアなどホテル予約サイトを利用して予約をすることがあると思いますが、これらの大手サイトのほとんどはポイントサイトに掲載されており、宿泊費に対して5%前後のポイント還元を受けることができます。
クレジットカード案件


高額なポイントを得られる代表案件は、クレジットカードの新規発行になります。
年会費無料のクレジットカードでも、5,000〜10,000円程度もらえるものが多数あります。
年会費無料のクレジットカードでも、キャンペーン増額時は20,000円前後になることもあるので、そういったものはとてもお得に発行できます。
クレジットカードの発行は一撃のインパクトは大きいですが、作りすぎは信用情報に関わりますので、1ヶ月間に複数枚発行することは止めておくことを推奨します。
また、中には年会費のかかるカードもありますので、発行前によくご確認の上ご利用ください。
クレジットカード案件は、どちらかというと「ハピタス」の方が条件が良いことが多いです。
口座開設案件


口座開設案件も、ポイントが多くもらえるのでおすすめです。
特にSBI証券やマネックス証券など証券口座は10,000円以上もらえるものが多く、獲得条件も割と簡単に設定されています。
ネット銀行の口座開設は1,000〜2,000円程度ですが、開設だけでもらえるものも多いので、ついでにやっておくと便利です。
口座の開設案件も、「ハピタス」の条件が良いことが多いですが、楽天証券など「モッピー」で限定でポイントアップしていることも見かけます。
無料登録案件


VODや音楽配信サービスの無料登録でも2,000円前後獲得できます。
試しにサービスを利用してみるという視点で活用してみてはいかがでしょう?
映画、音楽のサービスは、「ハピタス」の条件が良いことが多いです。
私も試しに入会したU-NEXTをずっと継続して利用しています。
ANAマイルへポイントサイトからの交換ルート
ポイントサイトで貯めたポイントをANAマイルに効率よく交換する方法を解説します。


ポイントサイトで貯めたポイントをANAマイルに交換するには、現在主流となっているのは3つの方法になります。
Vポイントへの交換は、モッピー、ハピタスともに直接交換できますが、手数料がかかるのでポイント交換サイト「PEX」を経由して交換する方が手数料がかからないのでお得です。
3つの交換ルートについて、以下で解説します。
みずほルート(70%還元)


交換の流れは図の通り、各ポイントの「ポイント交換」「ポイントをつかう」といった項目から該当のポイントへ交換をしていきます。
ANAマイルまでは5回のポイント交換を行い、最終的に70%の交換レートで得ることができます。
交換までの時間は、トータルで約1ヶ月です。
また、ポイント交換をするにあたり2枚のクレジットカードが必要になります。
・JQ CARD セゾン(年1回以上のショッピング利用で年会費無料)
・みずほマイレージクラブカード/ANA(年会費無料)
自宅完結でポイント交換でき、現状で最大還元レートを出せる点がメリットですが、交換回数が多く、2枚のクレジットカードを持つ必要がある点がデメリットになります。
ANAマイラーの最も主流な方法となっています。
nimocaルート(70%還元)


nimocaポイントは、nimocaエリアの鉄道やバス、加盟店でショッピングをした際に貯まるポイントです。
このnimocaポイントからANAマイルに交換することができ、交換レートは70%とみずほルートと同等の還元率になります。
交換の所要時間は約1ヶ月ですが、交換回数が少ないので活用しやすく見えます。
ただしnimocaルートは、nimoca交換機でポイント交換をしなければならず、交換機のある地域にお住まいの方でないと使いにくいです。
nimoca交換機があるのは、九州地方、函館のみとなります。
具体的な設置場所は、公式サイトをご参照ください。
また、ANAマイルに交換するには「ANA VISA nimocaカード」が必須になります。
※年会費初年度無料、2年目以降は2,200円(税込)
Vポイントルート(60%還元)


最後にご紹介するのは、VポイントからANAマイルに直接交換することができます。
還元率は60%と先に解説した交換方法より低いですが、自宅完結で交換回数が少なく、交換までの日数も短いのが特徴です。
交換には、三井住友カードが発行するANAカードが必要になります。
・ANA VISA/プラチナ プレミアムカード
・ANA VISA/Masterワイドゴールド
・ANA VISA/Masterワイドカード、一般カード
・ANA VISA Suicaカード
・ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
・ANA VISA nimocaカード
・ANA銀聯カード
時間や手間がかかっても還元率重視であれば「みずほルート」、多少目減りしても効率重視なら「Vポイントルート」が良いかなと思います。
お好みのルートを使っていただければ良いかと存じます。
ANAマイルのポイントサイトでの貯め方・交換ルートまとめ


ポイントサイトを使ってANAマイルを貯める方法を解説してきました。
利用するポイントサイトは、はじめての方は「モッピー」と「ハピタス」の2サイトに登録しておけば十分かと思います。
10年以上マイルを貯めている私も基本的にこの2サイトしか使ってないです。
ANAマイルへの交換ルートは3つご紹介しました。
・みずほルート
交換レート70%、交換回数5回、2枚のクレカが必要、交換時間約1ヶ月
→手間がかかるが交換レートが高い
・nimocaルート
交換レート70%、交換回数3回、1枚のクレカが必要、交換時間約1ヶ月、交換場所が九州、函館に限定
→交換レート高く、ポイント交換回数も少ないが地域限定
・Vポイントルート
交換レート60%、交換回数3回、2枚のクレカが必要、交換時間約1週間
→交換レートは低いが、ポイント交換回数少なく、交換までの時間も早い
それぞれの交換ルートには、クセや特徴がありますので、ご自身にあった使い方を選んでいただければと思います。
まずはポイントサイトに無料登録をして、日常生活にポイ活を取り入れてみてください。
モッピーの無料登録はこちら
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ANAマイルを貯めるならANAカードを日常で使うことは必須
ANAマイルを貯めるなら、日常のお買い物をANAカードで支払った方がより多くのマイルを貯めることに繋がります。
還元率や付帯サービスの面から、基本還元率1.0%〜マイルを貯められるANAゴールドカードをおすすめします。
カードは6種類ありますので、仕様比較、選び方解説をしていますので以下の記事もご参考ください。


最後までお読みいただきありがとうございました。