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クレジットカードに付帯する数ある特典の中でも、特に人気を集めているのが世界各地のラウンジが利用できる、プライオリティです。
アメックスプラチナにも付帯される特典で、旅行好きの方、飛行機を使う出張の多い方であれば持っておいて損はありません。
本記事では、アメックスプラチナに付帯するプライオリティパスが本会員だけでなく、同伴者や家族カードも使えるのか、どんなラウンジが使えるのかなどについて解説します。
プライオリティパス特典を最大限活用するために、ご参考になりますと幸いです。
この記事の執筆者

ブログ「マイルの錬金術師」の運営者本人でもあります。
ANA:ダイヤモンド、マリオット:LTチタンエリート(生涯ステータス)など多数の旅行系ステータスを保有してます。
クレジットカードの選び方のアドバイスが得意で、500名以上の方のお話を無料ZOOM相談で伺った実績があります。
アメックスプラチナのプライオリティパスは同伴者も家族カードも利用可


はじめに、アメックスプラチナに付帯するプライオリティパスの、同伴者利用の有無、家族カードでの利用について解説します。
結論
- 同伴者は、1名であれば無料で利用可能
- 家族カードでもプライオリティパスの発行が可能
同伴者も1名まで無料でラウンジの利用が可能
アメックスプラチナに付帯するプライオリティパスは、同伴者1名まで無料で本会員と一緒にラウンジを利用する事が可能です。
2名以上の同伴者がいる場合については、1名あたり35米ドル(約5,250円)の追加料金を支払うことで利用が可能です。
お子様がいる家族旅行の際など、全員がプライオリティパスを持っている必要がなくラウンジが利用できる点は大きなメリットと言えます。
アメックスプラチナに付帯するプライオリティパスは、最上位のプレステージ会員のものが発行できる為、通常の年会費は469米ドル(約70,000円)の年会費がかかります。
家族カードにもプライオリティパスが付帯する
アメックスプラチナの家族カードも、本会員同様にプライオリティパス特典が付帯します。
アメックスプラチナは4枚まで家族カードが無料で発行できるため、プライオリティパスも4枚追加で発行できます。
同伴者も1名までであれば無料で利用ができると前章で説明をしましたが、仮に夫婦2人・お子様2人でラウンジを利用する場合は、夫婦で本カードと家族カードを発行しておけば、お子様2人は無料でラウンジの利用ができます。
家族で利用する場合は、家族カードでプライオリティパスを発行しておくととてもお得です。
仮に家族カード4枚でプライオリティパスを発行すると、本会員含め5枚のプライオリティパスを無料で発行することができます。
金額にして469米ドル×5枚=2,345米ドル(約35万円)相当のサービスになってきます。
アメックスプラチナのプライオリティパスの詳細


次に、アメックスプラチナに付帯しているプライオリティパスの利用条件などについて解説します。
プライオリティ・パスの公式サイトで発行できるプライオリティパスとは、利用条件などが一部異なるため、仕様をご確認ください。
年間でのラウンジ利用回数は無制限
クレジットカードに付帯するプライオリティパスでは、経費削減の目的などから年間でのラウンジ利用回数が制限されている場合が多いです。
一方でアメックスプラチナに付帯しているプライオリティパスについては、ラウンジの利用回数制限は一切設けられておらず、自由に何回でも利用ができます。
旅行や出張などに出かける機会が多い方には、メリットの大きな規定と言えます。
実際に使えるラウンジについて
プライオリティパスを使って、実際に利用ができるラウンジについてはプライオリティ・パスの公式サイトから検索できます。
旅行に行く前に、行き先の空港の指定ラウンジを確認しておくとスムーズです。
日本国内の空港で利用ができるラウンジについては以下の通りです。(2025年3月時点)
空港 | ターミナル・建物 | 対象施設 |
成田空港 | 第1ターミナル | I.A.S.S Superior Lounge -NOA- |
I.A.S.S Executive Lounge 1 | ||
第2ターミナル | I.A.S.S Superior Lounge -KoCoo- | |
I.A.S.S Executive Lounge 2 | ||
羽田空港 | 第1ターミナル(国内線) | Power Lounge North |
Power Lounge South | ||
Power Lounge Central | ||
第2ターミナル(国内線) | Power Lounge Central | |
Power Lounge North | ||
Airport Lounge South | ||
第2ターミナル(国際線) | Power Lounge Premium | |
第3ターミナル(国際線) | TIAT Lounge | |
Sky Lounge South | ||
中部国際空港 | 第1ターミナル | The Coral Finest Business Class Lounge |
Plaza Premium Lounge | ||
KAL Lounge | ||
関西国際空港 | エアロプラザ | KIXエアポート カフェラウンジ NODOKA |
第1ターミナル | Card Members Lounge Annex Rokko | |
Card Members Lounge Kongo | ||
Card Members Lounge Annex Rokko | ||
福岡国際空港 | 国際線ターミナル | KAL Lounge |
Lounge Fukuoka |
ラウンジで受けることのできるサービスについて
プライオリティパスで使えるラウンジ内では、下記のように様々なサービスが提供されています。
プライオリティパスを保有していればすべて無料で利用ができるため、食費などの節約につながり、海外旅行であれば円安の現代においては嬉しい限りです。
プライオリティパスラウンジでのサービス内容の一例
- ソフトドリンクやアルコール
- 軽食
- Wi-Fiなどの通信環境
- マッサージチェアー
- 作業用のデスクやソファー
- シャワー
※各ラウンジごとにサービス内容は若干異なりますのでご注意ください。
無料のアルコール類、ブッフェ形式の軽食など、航空会社のビジネスクラスラウンジに匹敵するようなサービスが提供されます。
静かな空間で仮眠や仕事に集中したい方、フライトまでの時間を優雅に過ごしたい方に最適な環境です。


ジャカルタのスカルノハッタ国際空港にある「Saphire Plaza Premium Lounge」を利用した時の様子です。


広々した空間になっていて、混雑もなく快適に過ごすことができました。


ビュッフェ台にあったものとビールをいただきました。
紙に包まれているの卵サンドです。


シャワールームもあり、空港までの移動で汗をかいてしまってもスッキリしてから飛行機に搭乗できます。
飲食店やスパ施設は利用不可
通常のプライオリティパスには、空港内の飲食店やスパなどで優待を受けることのできる特典が付帯されています。
アメックスプラチナに付帯しているプライオリティパスで利用ができるサービスは、空港内のラウンジのみに限定されています。
飲食店関連の特典は利用はとても人気ですが、アメックス発行のプライオリティパスは利用ができませんのでご注意ください。
サービス名 | 利用できるサービス |
---|---|
空港ラウンジ | ◯ |
空港内のレストランやスパ | ☓ |
アプリを使った免税品のショッピング | ☓ |
空港送迎サービス | ☓ |
レンタカー | ☓ |
他のアメックスカードとのプライオリティパスの比較
アメックスの基本カードである、グリーン、ゴールド・プリファード、プラチナにはそれぞれプライオリティパスの特典が付帯されています。
ただし、それぞれのカードにより利用条件が若干異なるため、プライオリティパスを目的にカードへの申し込みをするのであれば注意が必要です。
現在のところ、年間でのラウンジ利用回数を無制限にしたい、家族や同伴者も無料で利用したいと考える場合は、アメックスプラチナの一択のみです。
項目 | アメックスグリーン | アメックス ゴールドプリファード | アメックスプラチナ |
---|---|---|---|
ラウンジ利用料 | 1回につき35米ドル | 年2回まで無料 3回目以降、1回につき35米ドル | 無料 |
同伴者の利用料 | 1名様につき35米ドル | 1名様につき35米ドル | 1名様まで無料 2名様以上の場合、1名様につき35米ドル |
利用可能なサービス | 空港ラウンジのみ | 空港ラウンジのみ | 空港ラウンジのみ |
有効期間 | 3年(自動更新) | 3年(自動更新) | 3年(自動更新) |
家族カード | 利用不可 | 利用可能 | 利用可能 |
また、国内発行のクレジットカードを見渡しても、同伴者が無料で利用できるプライオリティ・パスが付帯するクレジットカードは、他社ではダイナースプレミアムくらいになります。
アメックスプラチナはプライオリティパス以外のラウンジも利用可能


アメックスプラチナには、プライオリティパスで使えるラウンジ以外にも、2つの種類のラウンジが利用可能です。
センチュリオンラウンジ
センチュリオンラウンジは、アメックスが運営している空港ラウンジです。
世界各地の文化や伝統を取り入れた旅の気分を盛り上げるおしゃれな内装、その土地ならではの食材を利用したお食事、郷土料理などの提供が人気を集めています。
ラウンジは北米の空港を中心に設置されており、2025年には東京・羽田空港に日本初のセンチュリオンラウンジが開業予定です。
2025年2月現在、利用ができるラウンジについては以下の通りです。
エリア | 国 | 空港名 |
---|---|---|
北米 | アメリカ | ・ラスベガス ハリー・リード国際空港(マッカラン国際空港) ・ジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル・ヒューストン空港 ・マイアミ国際空港 ・ニューヨーク ラガーディア空港 ・フィラデルフィア国際空港 ・シアトル・タコマ国際空港 ・ダラス・フォートワース国際空港 ・サンフランシスコ国際空港 ・フェニックス・スカイハーバー国際空港 ・シャーロット・ダグラス国際空港 ・ロサンゼルス国際空港 ・ジョン・F・ケネディ国際空港 ・デンバー国際空港 ・ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港 ・ロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港 |
メキシコ | ・メキシコ・シティ国際空港 ・ヘネラル・マリアーノ・エスコベード国際空港 | |
南米 | ブラジル | ・グアルーリョス国際空港 |
アルゼンチン | ・エセイサ国際空港 | |
ヨーロッパ | イギリス | ・ヒースロー空港 |
スウェーデン | ・ストックホルム/アーランダ空港 | |
アジア・オセアニア | 香港 | ・香港国際空港 |
インド | ・インディラ・ガンジー国際空港 ・チャトラパティ・シヴァージー国際空港 | |
オーストラリア | ・シドニー国際空港 ・メルボルン国際空港 |
なお、利用のルールについては以下も合わせてご確認をお願いします。
- カード会員ご本人様とご同伴者2名様までご利用無料
- 家族カードでも利用可能
- 出発便・乗継便の搭乗時のみ利用可能
- 利用時間は出発時刻の3時間前から
提携カードラウンジ


アメックスプラチナでは、日本の主要空港とハワイ・ホノルルに設置された、カード会社の提携ラウンジも利用可能です。
ラウンジ内では、無料のソフトドリンクやWi-Fiなどの通信環境が提供されており、飛行機出発までの時間を快適に過ごせます。
アルコールや軽食の提供はないため、少しリッチな待合スペースと考えておくのがおすすめです。
実際に利用ができるラウンジについては以下の通りで、家族カード、同伴者についても1名であれば無料で利用可能です。(2025年6月時点の情報)
空港名 | ラウンジ名 |
---|---|
新千歳空港 | スーパーラウンジ |
羽田空港(第1ターミナル・第2ターミナル・第3ターミナル) | [第1ターミナル] POWER LOUNGE CENTRAL POWER LOUNGE SOUTH POWER LOUNGE NORTH [第2ターミナル] エアポートラウンジ(南) POWER LOUNGE CENTRAL POWER LOUNGE NORTH POWER LOUNGE PREMIUM [第3ターミナル] Sky Lounge |
成田国際空港(第1ターミナル・第2ターミナル) | [第1ターミナル] IASS EXECUTIVE LOUNGE 1 [第2ターミナル] IASS EXECUTIVE LOUNGE 2 |
中部国際空港 | プレミアムラウンジ セントレア |
伊丹空港 | ラウンジオーサカ |
関西国際空港 | カードメンバーズラウンジ「六甲」 カードメンバーズラウンジ「アネックス六甲」 カードメンバーズラウンジ「金剛」 |
神戸空港 | ラウンジ神戸 |
広島空港 | Hiroshima Airport Lounge「Yamanami Villa」 |
福岡空港 | ラウンジTIME/ノース ラウンジTIME/ サウス ラウンジTIMEインターナショナル |
長崎空港 | ビジネスラウンジ「アザレア」 |
熊本空港 | ラウンジASO |
鹿児島空港 | スカイラウンジ 菜の花 |
那覇空港 | ラウンジ華~hana~ |
ハワイ ダニエル・K・イノウエ国際空港 | IASS HAWAII LOUNGE |
アメックスプラチナのプライオリティパスに関するよくある質問


最後に、アメックスプラチナのプライオリティパスに関するよくある質問をQ&Aの形式で解説します。
- アメックスプラチナのプライオリティパスはどのくらいお得?
-
通常プライオリティ・パスの公式サイトから申し込みを行った場合は、一番ランクの低いスタンダード
会員でも年会費として99米ドルが発生します。また、1回あたりの利用料金は35米ドルです。つまり、最低でも年会費99ドル(約15,000円)の価値があることがわかります。
またラウンジの利用回数に制限はないため、使えば使うほどお得度が増していきます。仮に年に5回旅行に出かけた場合、往復で合計10回ラウンジが利用できます。
年会費99ドル + 利用料金(35米ドル✕10回)= 449米ドル(約68,000円)
上記の計算通り、金銭面でもかなりお得な特典であることがわかります。
- プライオリティパスで航空会社のラウンジに入ることはできる?
-
基本的に入ることはできません。
ただし、一部の空港では航空会社のラウンジがプライオリティパスとラウンジとして提供されている場合があります。
- プライオリティパスを利用するのに手続きは必要?
-
必要です。
カード特典として無料で利用ができるプライオリティパスですが、発行をするためには事前の手続きが必要です。
カード保有後に、アメックスのマイアカウントにログインをして手続きを行ってください。
手続き方法の詳細については、公式ホームページで確認をお願いします。
- プラスチック製会員証は手に入る?
-
取得可能です。
プライオリティパスへ申し込みを行うと、その場でデジタル会員証の発行、申込み10営業日程度でプラスチック製の会員証が手元に届きます。
- 実際に使えるラウンジはどのように調べたら良い?
-
プライオリティ・パスの公式ホームページから検索可能です。
公式サイトへアクセスし、「ラウンジ検索」のボタンより利用したい都市名や空港名を入力して検索します。
アメックスプラチナのプライオリティパスまとめ


アメックスプラチナに付帯するプライオリティパスの同伴者・家族カードの利用の有無、利用規定などについて解説しました。
本記事の内容を改めて整理をすると以下の通りです。
プライオリティパス年会費 | 無料(469米ドル相当) |
ラウンジ利用料 | 無料 |
---|---|
同伴者の利用料 | 1名様まで無料 2名様以上の場合、1名様につき35米ドル |
利用可能なサービス | 空港ラウンジのみ |
有効期間 | 3年(自動更新) |
家族カード | 4枚まで無料発行可 |
同伴者は1名まで無料、家族カードもプライオリティパスが発行できるなど、充実した内容であることがわかります。
ラウンジの利用回数にも制限がないため、旅行に行く回数が多い方には特におすすめしたいクレジットカードです。
カードのご入会を検討されてましたら、以下のボタンよりお申し込みください。
↓アメックスプラチナのお申し込みはこちら
アメックスプラチナのカード仕様に関しては、以下の記事をご参照ください。


以上、最後までお読みいただきありがとうございました。