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ANAハワイ ファーストクラス搭乗記(フライングホヌA380)!機内食・座席をブログレビュー【成田→ホノルル】

ANAがハワイ便に採用しているA380のファーストクラスに搭乗してきたので、その時の様子をレビューしたいと思います。

ANAマイルを使った特典航空券は片道での発券が可能になったので、往復を狙わなければ以前よりも予約がとりやすくなっています。

【この記事の執筆者】

ラグトピ(Seki)
ラグトピを運営しているSekiです。
ブログ「マイルの錬金術師」の運営者本人でもあります。

ANA:ダイヤモンド、マリオット:LTチタンエリート(生涯ステータス)など多数の旅行系ステータスを保有してます。
クレジットカードの選び方のアドバイスが得意で、500名以上の方のお話を無料ZOOM相談で伺った実績があります。
目次

ANAハワイ A380ファーストクラス搭乗記(フライングホヌ)

ここからは当日の様子をお伝えします。

成田空港Zカウンターでチェックイン

チェックインは成田空港第1ターミナルのZカウンターでします。

Zカウンターは、チェックインフロアの一番奥にひっそりとあり、近寄りがたい雰囲気がプンプンします。

Zカウンターは、ファーストクラス利用者とダイヤモンド会員しか利用することができません。

中に入ると、手前側にソファー、奥側にカウンターがあり、広々としていて空間の作りにVIP感が満載です。

パスポートを渡すと、「Seki様お待ちしておりました」とのご挨拶から、あっという間にチェックイン完了です。

座席指定も事前にしているし、小ぶりのスーツケース1個なので、特に会話も弾まずです(笑)

待っている間におしぼりをいただけます。

ファーストクラスの「F」の字を見ると、搭乗前から心も弾みます。

めっちゃ楽しみです。

今回のフライトは2号機「カイ」

今回お世話になる期待は、3機ある内の2号機にあたる「カイ」くんになります。

機体のカイくんのニッコリした笑顔に、こちらもニッコリしてしまいそうです。
※2号機「カイ」ハワイのエメラルドグリーンの海をイメージしたニッコリ笑顔の機体

ファーストクラスは優先搭乗

ラウンジから機体を見ていたら、駐機場から離れているように見えていた為、「遅延か?」って思っていたら大型機なのでそこが定位置だったようです。

すでに優先搭乗も終わりエコノミークラスの方も搭乗を開始していました。

新品の機材の一番乗りを狙っていたのに、一番乗りができませんでした…

飛行機慣れしていない方が多いのか、ゲート通過までのもたつき感がありました。

ANAハワイ A380ファーストクラスの座席・アメニティ

機内の座席やアメニティをご紹介します。

機内の様子

搭乗口は2階(ファースト、ビジネス、プレエコ利用者)と1階(エコノミー利用者)とで分かれていています。

が、2階の搭乗口にエコノミークラス利用の方がかなり紛れ込んでました。

表示がわかりにくいし、搭乗人数が多いから分かれ道に案内する人を配置しておけばいいのにって思います。

ファーストクラスは、座席数520席に対して、「8席」のみの用意になります。

2階の最前列に、1列4席の2列配置、後方はビジネスクラスの座席になります。

この日は8席中、7席が埋まっていたので、中々の搭乗率です。

個室空間が広い

星空をイメージした壁紙に、ドア付きの個室型シートになります。

私の座席は「1K」で、最前列の右の窓側の座席を予約しています。

中央の2席は、夫婦やカップルの場合、真ん中の仕切りを外して利用することができます。

ドアを閉めてしまえば、2人だけの個室空間になります。

また、お隣さんが他人の場合は、仕切りを出してしまえば隣がまったく見えなくなるので、プライベート空間を確保することができます。

CAさんから「お写真を撮りましょうか?」というご提案をいただき、ウエルカムシャンパンとパシャリ!

普段なら1人の時はお断りしているのですが、ハワイ便のファーストクラスということでお願いしちゃいました。

ちゃんと乗ったぞっていう証明になります(笑)

モニターサイズ

モニターサイズは32型の大型モニターが搭載されています。

スイッチを入れると、ANA HAWAIIの文字が現れます。

操作は、壁側に埋め込まれているリモコンで操作しますが、カーソルの位置合わせは下記の親指のところで動かして使います。

リモコン周りには、座席のリクライニングのスイッチや証明のスイッチもあります。

とにかく収納が多い

驚くのは収納の多さです。

ファーストクラスの座席の収納スペースとしては、世界一多いんじゃないの?って思いました。

窓側には1席あたり3つのBOXがあり、自由に使って良いとのこと。

開けてみたらかなり奥行きがあって、1つのBOXに毛布、パジャマ、アメニティポーチなど座席周りにあったものを全部詰め込むことができました。

ちなみに、このBOXは中央座席にはないので、窓側はお得です。

座席の下側にも収納が2つあります。

この2つでも十分な収納量があります。

こちらの収納は中央座席にも付いてました。

私はここに、パスポート、携帯、サングラス、ボールペンなどの身の回り品を入れてましたが、1つしか使いませんでした。

あまりの収納の多さに、分散して入れると降りるときに忘れそうです。

通路側の仕切りには、上着をかけるハンガーもあります。

これはそのまま収納できるので、ハンガーを使っていても邪魔にならないように作られています。

手前の壁側には鏡がありました。

かなり大きな鏡なので、女性には嬉しい装備かと思います。

安全のしおりもA380

安全のしおりも当たり前ですが、A380仕様になってます。

ちゃんとウミガメデザインで嬉しくなります。

安全ビデオもハワイ路線オリジナル

ANAは機内安全ビデオは、歌舞伎やポケモンとコラボしたりして、搭乗者に見てもらえるような工夫が施されていますが、ハワイ路線はフライングホヌのキャラクターが登場します。

かなり癒し系です。

アメニティ

出発前にアメニティの配布がありました。

リップクリームがもらえたのが個人的には嬉しかったです。

アメニティポーチは世界初のグローブトロッター製

この便でもらえるアメニティポーチも目玉のひとつじゃないでしょうか?

英国の「グローブトロッター」とコラボしたアメニティポーチは、航空会社初採用とのことで、成田発ではアイボリー色のものがもらえます。
(ホノルル発はネイビーで、3ヶ月サイクルくらいで新しい色が追加されるそうです。)

さっそく中身を開けてみました。

歯ブラシ、耳栓、アイマスクと、ザ・ギンザ エッセンスエンパワリング セット(洗顔料、美容液)が入っていました。

その他

ヘッドホンはSONY製で、ノイズキャンセル付きのものになります。

毛布。

機内用のカーディガンもありました。

あと、パジャマです。

食事後に着替えようと思っていたら、忘れてそのまま横になってしまったので未開封です。

トイレ

ファーストクラスのトイレは前方に2箇所あり、特別な装備はありませんが中はかなり広く作られています。

通常の3倍くらいの広さはあるかなぁという印象です。

もちろんウォシュレットは装備されています。

歯ブラシ、ボディシート、マウスウォッシュがありました。

ANAハワイ A380ファーストクラスの機内食・食事のメニュー

ファーストクラスで実際にいただいた食事の内容とメニューをご紹介します。

機内食のメニュー

機内食は、和食と洋食から選択ができます。

洋食にしようかなぁと悩んでましたが、和食の方が品数が多いのが気になってCAさんに聞いてみたら、「和食はフルコース、洋食は早く休みたい人の為に簡易メニューになっています」との回答。

このコメントで答えが出ました(笑)

フルコースになる和食を選択

飛行機に乗ることを目的にしてきたので、フルコースになる「和食」を選択です。

アミューズ

・ナッツチリパイスティック
・鱸のマリネと卵黄の味噌漬け
・牡蠣のマリネとケイジャン風鮪のプロシェット
・鴨のリエット ポートワイン風味

改めてメニューを見ながら書いてますが、食べてるときはよくわからず「うめー」と心の中で叫びながら一瞬で食べてしまいました(笑)

先附と前菜

奥側の小鉢

・鮑のもどしゼリー掛け

大振りな鮑も絶妙な歯ごたえで美味しかったですが、ゼリーの上に乗っていたウニもまた感激の味でした。

手前の前菜

・フォアグラ オレンジピューレ掛け
・和牛西京漬け
・干し白瓜子うるか和え
・才巻き海老
・鱚の唐焼き
・牛蒡のチーズ鋳込み
・枝豆

お吸い物

・ニギスつみれと加賀太きゅうり

これはコース外のお好みメニューからの提供です。

刺身のお造り

・本鮪重ね

これもコース外のお好みメニューからの提供です。

通常のフルコースと、お好み選択メニューの全提供になっていたようです。

マグロも飛行機内で食べる刺身とは思えない味でしたが、もっと驚いたのはイカが柔らかすぎるという点。

イカなのに、溶ける勢いの柔らかさでした。

主菜、炊き合わせ

主菜

・のどぐろ酒焼き

炊き合わせ

・無花果とあいなめ 胡麻味噌

小鉢

・水茄子とローストビーフ 玉葱山葵ソース

御飯

・御飯
・味噌汁
・香の物

メインの、のどぐろが飛び抜けて美味しかったです。

脂の乗り方が半端なく、御飯のおかずではなく、お酒のおつまみにしても最高な感じがします。

ファーストクラスではいつも洋食や、その地域に合わせた国の料理をオーダーすることが多かったので、本格的な和食にとても満足です。

飛行機じゃなかったら和食に合わせて日本酒の飲み比べをしたかったところです。
(ハワイ着いて早々にフラフラになるのは嫌だったので、日本酒は断念…)

デザート

・和カステラ

これは洋食メニューに載っていたデザートメニューです。

ラズベリーのジェラートと、白いのはシャーベットかと思って食べたら大福みたいなものでした。

食後のコーヒーに合わせて、チョコレートとクッキーもいただきました。

ドリンクメニュー

ドリンクのメニューも、路線オリジナルメニューをはじめ豊富に揃えられています。

日本酒

・農口尚彦研究所 純米大吟醸無濾過原酒
・一ノ蔵 純米大吟醸 笙鼓
・田酒 純米大吟醸(5〜6月限定)
・鍋島 純米大吟醸 山田錦35%(7〜8月限定)

日本の銘酒

・村尾(芋焼酎)
・佐藤(麦焼酎)
・飛乃流 朝日(黒糖焼酎)
・角玉梅酒(梅酒)

シャンパン

・シャンパーニュ・クリュッグ グランド・キュヴェ
・シャンパーニュ・テタンジェ・プレリュード・グランクリュ

白ワイン

・バイロン・ニールソン サンタ・バーバラ・カウンティー シャルドネ 2015
・シャブリ ブルミエ・クリュ・シャントルリ ドメーヌ ラロッシュ 2014
・パリサー・エステート ソーヴィニヨン・ブラン 2016
・アミーニュ・ド・ヴェトロ 2016
・プクルシュ・ピンツェーセット・トカイ・アスー・5・プットニョシュ 2008

赤ワイン

・キャンバスバック・カベルネ・ソーヴィニヨン レッド・マウンテン
・シャサーニュ・モンラッシェ プルミエ・クリュ モルジョ メゾン・ルイ・ラトゥール 2015
・ペタロス・デル・ビエルソ 2016
・グルート・コンスタンシア シラーズ

ポートワイン

・グラハム・トゥニー・ポート 30年

ウイスキー

・響 17年
・ジョン・ウォーカー&サンズ・キングジョージ5世
・タリスカー18年

写真は、響の17年です。

ジャパニーズウイスキーの年代物は、品薄で販売中止や価格が高騰しているので嬉しいです。

ボトルも見たいってお願いしたら、「小さいボトルなんで…」とやんわりお断りされちゃいました(笑)

アペリティフ&カクテル

・ドライシェリー
・キールロワイヤル
・ドライヴェルモット
・ミモザ
・カンパリソーダ
・マティーニ
・カンパリオレンジ
・ブランディマリー
・スプモーニ
・キール
・ブルーハワイ(ホノルル線限定)

スピリッツ

・ボンベイ・サファイア
・ウォッカ

ブランデー&リキュール

・ヘネシーXO
・ベイリーズ オリジナル アイリッシュクリーム

ビール

・アサヒ スーパードライ
・キリン 一番搾り
・サッポロ 黒ラベル
・サントリー プレミアムモルツ

その他

ソフトドリンク、日本茶、紅茶、ハーブティー、コーヒーなど、ANA限定やホノルル線限定ドリンクなど多数の品揃えがあります。

バーカウンター

ファーストクラスにはバーカウンターの設置も用意があるようですが、この日はなにもありませんでした。

機内販売「HONU ぬいぐるみ」を購入

フライング ホヌのぬいぐるみを機内販売で買ってみました。

毎回乗るたびに買っていたら、全種類揃ってました。

就寝のベットメイキング

食事が終わると、ベットメイキングのご提案があるので、お願いをします。

寝具は東京西川製の羽毛掛け布団とシーツマットです。

ドアを閉めてもらって個室にしてしまうと、外の気配はまったく気にならなくなります。

寝心地も、硬くも柔らかくもなくちょうどいい感じです。

到着前の朝食

行きの便は、6時間半と短めのフライトなので、就寝してもあっという間に朝食の時間です。

1時間くらいは横になったかな?

朝食は特にメニューが決まっているわけではなく、いつでも自由に頼めるメニューの中から自由に選びます。

ラーメンとか、和牛玉とじ丼、カレーなど割と重いものが多いです。

目覚めに(寝てないけど)、パインアップルジュースです。(ホノルル線限定)

正直、お腹は空いていないけど、取材根性でなにか頼まなくては!

と思い、頼んだのはこれ。

鱧しぐれ煮茶漬けです。

調子に乗って、フルーツとヨーグルト(夏みかんジャム添え)です。

フルーツは量多いですか?って聞いたら、「いつものファーストクラスの量です!」って答えが返ってきました。

「いつものファーストクラスの量がわかんねー(笑)」って心の中で思いました。

無理しないで、小盛りでお願いしました。

機外カメラがおもしろい

機内のモニターサービスの中に機外カメラっていうのがあり、外の様子を見ることができます。

雲の上にいる時はなにも面白くないんですが、オアフ島上空まで来てからカメラを切り替えるとハワイの景色を上空から眺めることができます。

これは、前方カメラ。

こっちは尾翼カメラ。

機材とオアフ島の両方が同時に楽しめます。

個人的にはこれが好き!

下方カメラもあって、真下を見ることができます。

ハワイのエメラルドグリーンの海を見ることができます。

機外カメラのことを書いていて思い出しましたが、機内のエンターテインメントサービスに不調が出やすい様で、エコノミークラスの一部で利用ができないトラブルが出ていました。

途中、再起動のため電源を一度OFFにされました。

いずれにしても、エコノミークラスでエンターテインメントサービスが使えないのは時間潰しができなくてツライと思うので、お気の毒に思います。

まとめ:ANA ハワイ A380ファーストクラス搭乗記

A380成田-ホノルル線のファーストクラスに乗ってきました。

今回は行きの便のレビューになります。(帰りの便のレビューはこちら

6時間半と短いフライトなので、新しい機体をあれこれイジったり、食事に夢中になっている間にあっという間に着いてしまいました。

感想を言えば、機材、サービス、食事、どれをとっても申し分のない内容で、ハワイに行く時はこの便に乗りたいって心から思わせてもらえる素晴らしい内容でした。
(家族全員でファーストクラスって訳にはいきませんが…)

荷物の搬出も早かったです。

入国審査も待ちがなくスムーズだったのに、すでに搬出が終わって並べられていました。

過去最速です。

このあと、抜き打ち検査?かなにわかりませんが別レーンに強制連行されて身ぐるみ剥がされる勢いで荷物全部ひっくり返されました(笑)

検査官のおばちゃん、顔見て「学生?」

何歳だと思ってんだよ…
40代も中盤だよ…

出すだけ出して、「OKだからしまっていいよ」って…

まったく優先の意味がない感じでの到着でしたが、フライング ホヌ2号機のファーストクラスのレポートを終わりにしたいと思います。

ANAのハワイまでのマイルを使った特典航空券の必要数は以下の通りです。

往復の必要数を記載していますので、片道ならこの半分になります。

スクロールできます
対象クラスローシーズン (L)レギュラーシーズン (R)ハイシーズン (H)
エコノミー(Y)35,00040,00065,000
プレミアム
エコノミー(PY)
53,00058,00088,000
ビジネスクラス(C)80,00085,000135,000
ファーストクラス(F)120,000140,000240,000

ファーストクラスは、ローシーズンなら60,000マイルレギュラーシーズンなら70,000マイル片道乗れますので、クレジットカードの入会キャンペーンで貯めた分でほぼ賄うことができます。

マイルを使ってお得に乗れるなら、人生経験として1回は乗ってみてもいいのでは?と思います。

以下、キャンペーンでの獲得マイルの多いカードになりますのでご参考ください。

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以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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