「本記事はプロモーションを含みます」
ANAのステータス修行をされる場合、
「修行はどのカードを使おうか?」
「スーパーフライヤーズカード(SFC)はどのカードに付帯させようか?」
とカード選びに迷われるかと思います。
この記事では、スーパーフライヤーズカードを比較していき、SFC修行時におすすめのカード、SFC修行後の保有におすすめのカードを解説していきます。
スーパーフライヤーズカード(SFC)ゴールドカードの違いを比較

ここから本題で、スーパーフライヤーズ ゴールドカードを比較していきます。
ANAスーパーフライヤーズ ゴールドカードの種類
まずは、カードの種類についてです。
ANAスーパーフライヤーズ ゴールドカードは、5種類のカードがあります。
5種類は、カードの国際ブランド違うものになっています。
- ANA スーパーフライヤーズ ゴールドカード JCB
- ANA スーパーフライヤーズ ゴールドカード VISA
- ANA スーパーフライヤーズ ゴールドカード マスターカード
- ANAダイナース スーパーフライヤーズ カード
- ANAアメリカン・エキスプレス スーパーフライヤーズ・ゴールド・カード
スーパーフライヤーズカード(SFC)ゴールドカードの仕様比較
それぞれのカードの仕様を一覧表にまとめてみました。
良い部分を青字、悪い部分を赤字で表記しています。
カード | SFCゴールド VISA/Master | SFCゴールド JCB | SFCダイナース | SFCアメックスゴールド |
国際ブランド | VISA/Master | JCB | diners | Amex |
個人/法人 | 個人カード | 個人カード | 個人カード | 個人カード |
年会費(税込) | 16,500円 | 16,500円 | 30,800円 | 34,100円 |
家族カード(税込) | 8,250円 | 8,250円 | 11,550円 | 17,050円 |
ETCカード | 無料 | 無料 | 無料 | 発行手数料:850円 年会費:無料 |
年会費優遇 | マイ・ペイすリボ Web明細 4,950円割引 | スマリボ登録・利用で 5,000円キャッシュバック | なし | なし |
割引後年会費 | 11,550円 | 11,500円 | 30,800円 | 34,100円 |
貯まるポイント | Vポイント or ANAマイル | OkiDokiポイント or ANAマイル | OkiDokiポイント or ANAマイル | アメックスポイント |
ポイントコース | 応募方式 自動移行方式 から選択 | マルチポイントコース 自動移行コース から選択 | なし | なし |
マイル還元率 | 1.0% | 1.0% | 1.0% | 1.0% |
マイル還元率アップ | なし | JCBスターメンバーズ 最大1.075% | なし | なし |
ポイント有効期限 | 6年 ※Vポイント3年、ANAマイル3年 | 6年 ※OkiDoki3年、ANAマイル3年 | 無期限 ※ANAマイル交換後は3年 | 無期限 ※ANAマイル交換後は3年 |
カード入会:継続 ボーナス | 入会:2,000マイル 継続:2,000マイル | 入会:2,000マイル 継続:2,000マイル | 入会:2,000マイル 継続:2,000マイル | 入会:2,000マイル 継続:2,000マイル |
フライトマイル | +40% | +40% | +40% | +40% |
ANA航空券購入 マイル還元率 | 2.0% | 2.0% | 2.0% | 3.0% |
スマホ決済 | Apple Pay、GooglePay、QUICPay | Apple Pay、GooglePay、QUICPay | Apple Pay、GooglePay、QUICPay | Apple Pay、QUICPay |
国内空港ラウンジ | 国内32空港海外1空港 | 国内32空港海外1空港 | 国内32空港海外1空港 | 国内13空港海外1空港 |
ラウンジキー | なし | あり | なし | なし |
プライオリティパス | なし | なし | 独自ラウンジサービスあり | あり(年2回まで無料) |
空港手荷物宅配 | なし | 優待料金 | 帰国時1個無料 | 帰国時1個無料 |
海外旅行保険 | 利用付帯 死亡:5,000万円/家族1,000万円 傷害:150万円/家族50万円 疾病:150万円/家族50万円 | 自動付帯 死亡:最大1億円/家族1,000万円 (うち利用5,000万円) 傷害:300万円/家族200万円 疾病:300万円/家族200万円 | 利用付帯 死亡:最大1億円 傷害:300万円 疾病:300万円 | 利用付帯 死亡:最大1億円/家族1,000万円 傷害:300万円/家族200万円 疾病:300万円/家族200万円 |
国内旅行保険 | 利用付帯 死亡:5,000万円 入院、手術、通院補償あり | 自動付帯 死亡:5,000万円 入院、手術、通院補償あり | 利用付帯 死亡:最大1億円 入院、手術、通院補償あり | 利用付帯 死亡:5,000万円 入院、手術、通院補償あり |
航空機遅延補償費用 | 利用付帯 国内 | 自動付帯 国内・海外 | 利用付帯 海外 | 利用付帯 海外 |
ショッピング保険 | 海外:300万円 国内:300万円 | 海外:500万円 国内:500万円 | 海外:500万円 国内:500万円 | 海外:500万円 国内:500万円 |
スマートフォン保険 | なし | なし | なし | 3万円まで |
リターンプロテクション | なし | なし | なし | 1商品3万円、年15万円まで |
キャンセルプロテクション | なし | なし | なし | 年間10万円まで |
修行時は入会キャンペーンが大切

次に、各カード新規入会時のキャンペーンです。
下記のキャンペーンは、スーパーフライヤーズカードではなく、通常のそれぞれのカードに新規入会した時のキャンペーンになります。
※スーパーフライヤーズカード発行での入会キャンペーンは存在しません。
※つまり、スーパーフライヤーズカードに加入する前に発行した方がお得ということになります。
ANA VISA/Masterワイドゴールド | ANA JCBワイドゴールド | ANAダイナース | ANAアメックスゴールド | |
カード会社キャンペーン | 2,000マイル | 最大146,000マイル 約4ヶ月300万円決済 (抽選込み) | 最大70,000マイル 3ヶ月200万円決済 | 最大90,000マイル 3ヶ月200万円決済 |
マイ友プログラム | 2,000マイル | 2,000マイル | 2,000マイル | 2,000マイル |
ANAキャンペーン | – | – | – | – |
合計 | 4,000マイル | 148,000マイル(抽選込み) 63,000マイル(抽選なし) | 72,000マイル | 92,000マイル |
ANA VISA/Masterについては、特に入会キャンペーンの開催がありません。
入会キャンペーンでは、ANAアメックスゴールドが最も多くのマイルを獲得できるので、SFC修行時にはANAアメックスゴールドで航空券を購入しつつ、キャンペーンのマイルを獲得していくのがお得となります。
ANAアメックスゴールドのキャンペーンについて、さらに詳しい内容はこちらの記事をご参照ください。
航空券購入、フライトマイル比較
ANA VISA/Masterワイドゴールド | ANA JCBワイドゴールド | ソラチカゴールド | ANAアメックスゴールド | |
航空券購入還元率 | 2.0% | 2.0% | 2.0% | 3.0% |
フライトマイル | +25% | +25% | +25% | +25% |
フライトマイル(SFC) | +40% | +40% | +40% | +40% |
航空券購入時のマイル還元率と、搭乗ボーナスで獲得できるフライトマイルの追加加算率の一覧になります。
航空券購入時の還元では、ANAアメックスゴールドのみ3.0%還元になっているので、この点に於いても優位性があります。
また、フライトマイルについては、SFCになっていない通常のゴールドカード(修行中のボーナス加算率)は一律+25%のマイル加算となっています。
スーパーフライヤーズカードになると、ゴールドカードは一律+40%のフライトマイルが加算されるようになります。

年会費の比較
SFCゴールド VISA/Masterドゴールド | SFCゴールド JCB | SFCダイナース | SFCアメックスゴールド | |
年会費 | 16,500円 | 16,500円 | 30,800円 | 34,100円 |
家族カード | 8,250円 | 8,250円 | 11,550円 | 17,050円 |
ETCカード | 無料 | 無料 | 無料 | 発行手数料:850円 年会費:無料 |
年会費を比較すると、ANAアメックスゴールドの年会費が最も高く5万円を超える金額に設定されています。
スーパーフライヤーズカードを発行する場合、家族カードを発行される方も多いと思いますので、長期的な維持を考えると年会費の安い、VISA/Master/JCBを選びたいところです。
日常利用のANAマイル還元率を比較
SFCゴールド VISA/Masterドゴールド | SFCゴールド JCB | SFCダイナース | SFCアメックスゴールド | |
基本還元率 | 1.0% | 1.0% | 1.0% | 1.0% |
ポイントアップ | なし | JCBスターメンバーズ適用 最大1.075% | なし | なし |
有効期限 | 最大6年 Vポイント3年 ANAマイル3年 | 最大6年 OkiDokiポイント3年 ANAマイル3年 | 無期限 ANAマイル交換後は3年 | 無期限 ANAマイル交換後は3年 |
一般加盟店での利用は、一律1.0%の還元になります。
※税金払い、公共料金払いなどは基本的に0.5%還元です。一部ポイント対象外の支払いもあります。
JCBのみ、年間の利用金額に応じて翌年にボーナスポイントがもらえるJCBスターメンバーという制度があります。
スターβ・スターα・ロイヤルαの3段階のランクが設定されており、利用額に応じて獲得できるボーナスポイントの率が上がっていきます。
ここで獲得できるボーナスポイントはOkiDokiポイントになります。
年間利用額 | 年50万円以上 | 年100万円以上 | 年300万円以上 |
---|---|---|---|
適用ステージ | スターβ | スターα | ロイヤルα |
ポイント優遇 | +10% | +20% | +25% |
ボーナスポイント ※OkiDokiポイント | 0.05% | 0.10% | 0.125% |
OkiDokiポイントは、1P=3ANAマイルに交換することができ、最終的なANAマイル還元率は以下の様になります。
年間利用額 | 年50万円以上 | 年100万円以上 | 年300万円以上 |
---|---|---|---|
適用ステージ | スターβ | スターα | ロイヤルα |
ポイント優遇 | +10% | +20% | +25% |
ボーナスマイル | 0.03% | 0.06% | 0.075% |
マイル還元率 | 1.03% | 1.06% | 1.075% |
小さな差ではありますが、マイル還元の高いクレジットカードは基本的に年会費が高額ですので、ANA JCBゴールドは年会費も安価で還元率が高くできるという点があります。
※例:ANAマイル1.5%還元のANAダイナースプレミアムは170,500円(税込)の年会費
ANAマイルの有効期限は、基本的に3年となっています。
ANAダイナースとANAアメックスは、それぞれのカードのポイントで貯めておけば、交換しない限り無期限でマイルを貯めることができます。
空港ラウンジサービス

空港ラウンジサービスについて解説します。
SFCゴールド VISA/Masterドゴールド | SFCゴールド JCB | SFCダイナース | SFCアメックスゴールド | |
国内空港ラウンジ | 国内32空港 海外1空港 | 国内32空港 海外1空港 | 国内32空港 海外1空港 | 国内13空港 海外1空港 ※同伴者1名無料 |
ラウンジキー | なし | あり | なし | なし |
プライオリティパス | なし | なし | 独自ラウンジサービスあり 国内回数制限なし 海外年10回無料 | あり (年2回まで) |
VISA/Masterは、国内空港ラウンジのみ無料で利用することができます。
JCBは、国内空港ラウンジが無料で利用でき、さらにラウンジキーという海外の空港ラウンジサービスが付帯されています。
※ラウンジキーの概要は後述します。
ダイナースは、国内空港ラウンジとプライオリティパス同等の独自ラウンジサービスが付帯しています。
※国内/海外あわせて1,600ヵ所以上ある空港ラウンジ(プライオリティパス同等)を国内は無制限、海外は年10回まで無料で利用可能(空港のレストラン等の施設は対象外)
アメックスは、国内空港ラウンジとプライオリティパスの付帯があります。
国内空港ラウンジは、国内13箇所、ハワイ1箇所と利用できるラウンジは少ないですが、同伴者が1名無料で利用できます。
プライオリティパスも付帯されており、こちら年間2回まで無料で利用可能です。(空港のレストラン等の施設は対象外)
ラウンジサービスは、スーパーフライヤーズカードのゴールド水準ではダイナースが最も良い内容になります。
国内空港ラウンジ

国内空港の対象ラウンジ一覧です。
赤字の空港は、アメックスの対象外ラウンジになります。
エリア | 空港 | ラウンジ名 |
---|---|---|
北海道 | 旭川空港 | LOUNGE 大雪 |
新千歳空港 | スーパーラウンジ | |
函館空港 | ビジネスラウンジ「A Spring」 | |
東北 | 青森空港 | エアポートラウンジ |
秋田空港 | ROYALSKY LOUNGE | |
仙台空港 | ビジネスラウンジ「East side」 | |
関東 | 成田国際空港 第1ターミナル | IASS エグゼクティブラウンジ1 I.A.S.S SUPERIOR LOUNGE 1 希和-NOA- ※プラチナカード会員限定 |
成田国際空港 第2ターミナル | IASS エグゼクティブラウンジ2 I.A.S.S SUPERIOR LOUNGE 2 虚空-KoCoo- ※プラチナカード会員限定 | |
羽田空港 第1ターミナル | POWER LOUNGE CENTRAL POWER LOUNGE SOUTH POWER LOUNGE NORTH | |
羽田空港 第2ターミナル | エアポートラウンジ(南) POWER LOUNGE CENTRAL POWER LOUNGE NORTH | |
羽田空港 第3ターミナル | SKY LOUNGE | |
中部 | 中部国際空港 | プレミアムラウンジ セントレア |
新潟空港 | エアリウムラウンジ | |
富山空港 | ラウンジ らいちょう | |
小松空港 | スカイラウンジ白山 | |
富士山静岡空港 | ビジネスラウンジ「YOUR LOUNGE」 | |
近畿 | 大阪国際空港(伊丹空港) | ラウンジオーサカ |
関西国際空港 | カードメンバーズラウンジ 「六甲」 「アネックス六甲」 「金剛」 KIXエアポートカフェラウンジ「NODOKA」 | |
神戸空港 | ラウンジ神戸 | |
中国 | 岡山空港 | ラウンジ マスカット |
広島空港 | ビジネスラウンジ もみじ | |
米子鬼太郎空港 | ラウンジ DAISEN | |
山口宇部空港 | ラウンジきらら | |
出雲空港(出雲縁結び空港) | 出雲縁結び空港エアポートラウンジ | |
四国 | 高知空港 | 「ブルースカイ」ラウンジ |
高松空港 | ラウンジ讃岐 | |
松山空港 | ビジネスラウンジ スカイラウンジ | |
徳島阿波おどり空港 | エアポートラウンジ ヴォルティス | |
九州 | 福岡空港 | ラウンジTIME/ノース ラウンジTIME/サウス ラウンジTIMEインターナショナル |
北九州空港 | ラウンジひまわり | |
佐賀空港 | Premium Lounge さがのがら。 | |
長崎空港 | ビジネスラウンジ アザレア | |
大分空港 | ラウンジ くにさき | |
熊本空港(阿蘇くまもと空港) | ラウンジ ASO | |
宮崎ブーゲンビリア空港 | ブーゲンラウンジひなた | |
鹿児島空港 | スカイラウンジ菜の花 | |
沖縄 | 那覇空港 | ラウンジ華hana〜〜 |
海外 | ダニエル・K・イノウエ国際空港(ハワイ) | ISSA HAWAII LOUNGE |
地方は、ほとんどアメックスの対象外になっているので、地方にお住まいの方にはちょっと使いづらくなってしまっています。
プライオリティパス、ラウンジキー

プライオリティ・パスは、世界145以上の国や地域、600以上の都市で1,500ヵ所以上の空港ラウンジが使える会員制のサービスです。
※ダイナース付帯のラウンジサービスも同等のラウンジが無料で利用できます。
ラウンジでお楽しみいただけるサービス例
- ゆったりしたスペース
- 軽食
- ドリンクサービス(ソフトドリンク・アルコール)
- インターネット環境
- 新聞や雑誌の閲覧
- ミーティングスペース
- シャワー
※ラウンジによってサービス内容は異なります。

プライオリティパスで利用できる、台湾の桃園国際空港の第2ターミナルにある「PLAZA PREMIUM LOUNGE」を簡単にご紹介します。

ビュッフェは洋食を中心に揃えられていて、アルコールもワインやビールが飲み放題になっています。

オーダーしてから調理をしてもらえるライブキッチンも備わっています。
ここのメニューはいつも違うので、日替わりなのか、定期的にメニューを変更していると思われます。

シャワールームも完備されています。
プライオリティパスを利用すれば、これらのサービスが無料で受けられます。

ラウンジキーは、プライオリティパスのJCB版と考えていただくとサービスへの理解がスムーズです。
利用できる対象施設は、基本的にプライオリティパスと同じです。
ラウンジ・キーの特典は年会費が無料で、ラウンジを使う事に料金を支払う仕組みになっています。
気をつけたいのは、1回の利用料金としてUS35ドルもしくは、US27ドルが必要になる点です。
また同伴者については、ラウンジ・キーを1名保有している人がいれば、本会員と同じ利用料を支払うことで入室できます。
対象会員 | 本会員・家族会員 |
---|---|
利用手数料 | 1回の利用につき、US35ドル(代替ラウンジ飲食店はUS27ドル) |
同伴者 | 本会員・家族会員と同料金で利用可能 |
利用方法 | 各空港ラウンジの受付にて「ラウンジ・キー」利用のむねを伝え、JCBカードと当日の搭乗券または航空券を提示 |
損害保険を比較

スーパーフライヤーズゴールドカードには、以下の旅行保険が付帯されています。
・海外旅行保険
・国内旅行保険
・航空機遅延費用補償
・国内航空機損害保険
各カードの保険付帯状況、利用付帯/自動付帯について表にしています。
SFCゴールド VISA/Masterドゴールド | SFCゴールドJCB | SFCダイナース | アメックスゴールド | SFC|
海外旅行保険 | 利用付帯 | 自動付帯 | 利用付帯 | 利用付帯 |
国内旅行保険 | 利用付帯 | 自動付帯 | 利用付帯 | 利用付帯 |
航空機遅延費用補償 | 利用付帯 国内のみ | 自動付帯 国内/海外 | 利用付帯 海外のみ | 利用付帯 海外のみ |
国内航空機損害保険 | 自動付帯 | 自動付帯 | なし | なし |
自動付帯は、カードを持っているだけで補償の対象になります。
利用付帯は保険を利用するには事前に何らかの旅費の支払いをしなければ使えません。
※ツアーの支払い、航空券の支払いなど。ホテル代は対象外になっていることが多いので注意!
旅行保険に関しては、JCBのみ全部が自動付帯になっています。
航空機遅延費用補償が国内/海外両方で補償を受けられるのもJCBのみになります。
旅行保険は、基本的に利用付帯になっているカード会社が増えています。
海外旅行保険
海外旅行保険の補償内容一覧です。
SFCゴールド VISA/Masterドゴールド | SFCゴールドJCB | SFCダイナース | SFCアメックスゴールド | |
利用条件 | 利用付帯 | 自動付帯 | 利用付帯 | 利用付帯 |
死亡・後遺障害 | 最高5,000万円 | 合計:最高1億円 自動:5,000万円 利用:5,000万円 | 最高1億円 | 最高1億円 |
傷害治療 | 150万円 | 300万円 | 300万円 | 300万円 |
疾病治療 | 150万円 | 300万円 | 300万円 | 300万円 |
賠償責任 | 3,000万円 | 最高1億円 | 最高1億円 | 4,000万円 |
携行品損害 | 50万円 | 50万円 | 50万円 | 50万円 |
救援者費用 | 100万円 | 400万円 | 400万円 | 400万円 |
JCBのみ自動付帯で、あとは各社利用付帯になっています。
海外旅行で利用する可能性が高いのが、傷害治療と疾病治療です。
怪我をしたり、病気になって病院に行った際に使う保険で、骨折や手術をするような治療をした際、ちょっとした内容でも高額になる可能性がありますので、補償金額の低いVISA/Masterは少し物足りない内容になります。
JCB、ダイナース、アメックスは、傷害治療、疾病治療は同等の補償内容になります。
国内旅行保険
国内旅行保険の補償内容一覧です。
SFCゴールド VISA/Masterドゴールド | SFCゴールドJCB | SFCダイナース | SFCアメックスゴールド | |
利用条件 | 利用付帯 | 自動付帯 | 利用付帯 | 利用付帯 |
死亡・後遺障害 | 最高5,000万円 | 最高5,000万円 | 最高1億円 | 最高5,000万円 |
入院保険金日額 | 5,000円 | 5,000円 | 10,000円 | – |
手術保険金 | 20万円 | 20万円 | 入院中の手術:10万円 入院中以外の手術:5万円 | – |
通院保険金日額 | 2,000円 | 2,000円 | 3,000円 | – |
こちらもJCBのみ自動付帯になっています。
補償内容の厚みならダイナース、アメックスは入院補償が付帯されていません。
航空機遅延費用補償
航空機遅延費用補償は、搭乗する飛行機が遅延したり欠航した場合に利用できる保険です。
SFCゴールド VISA/Masterドゴールド | SFC ゴールドJCB | SFCダイナース | SFCアメックスゴールド | |
利用条件 | 利用付帯 国内 | 自動付帯 国内/海外 | 利用付帯 海外 | 利用付帯 海外 |
乗り継ぎ遅延費用保険 | 最高2万円 | 最高2万円 | 最高3万円 | 最高2万円 |
出航遅延費用保険 | 最高1万円 | 最高2万円 | 最高3万円 | 最高2万円 |
寄託手荷物遅延費用保険 | 最高1万円 | 最高2万円 | 最高3万円 | 最高2万円 |
寄託手荷物紛失費用保険 | 最高2万円 | 最高4万円 | – | 最高4万円 |
各社補償制度はありますが、国内/海外が自動補償になっているのはJCBのみで、ここでも強さが光ります。
逆にVISA/Masterは海外で利用できないので、本当に困った時に利用できない印象です。
国内航空機搭乗中損害事故
国内の航空機搭乗中に事故にあった際に使える補償です。
SFCゴールド VISA/Masterドゴールド | SFCゴールドJCB | SFCダイナース | SFCアメックスゴールド | |
利用条件 | 自動付帯 | 自動付帯 | なし | なし |
死亡・後遺障害 | 最高5,000万円 | 最高5,000万円 | – | – |
入院保険金日額 | 10,000円 | 10,000円 | – | – |
手術保険金 | 10万円 | 40万円 | – | – |
通院保険金日額 | 2,000円 | 2,000円 | – | – |
搭乗中の事故なので、願わくば使いたくない保険ですが、VISA/Master/JCBに自動付帯されています。
ショッピング保険
ショッピング保険の補償内容一覧です。
カード発行会社によってサービス名称は異なりますが、基本的に同じサービスです。
SFCゴールド VISA/Masterドゴールド | SFCゴールドJCB | SFCダイナース | SFCアメックスゴールド | |
名称 | お買い物安心保険 | ショッピングガード保険 | ショッピング・リカバリー | ショッピング・プロテクション |
補償限度額 | 最高300万円 | 最高500万円 | 最高500万円 | 最高500万円 |
自己負担額 | 3,000円 | 3,000円 | 10,000円 | 10,000円 |
対象期間 | 購入日より200日 | 購入日より90日 | 購入日より90日 | 購入日より90日 |
利用条件 | 国内/海外 | 国内/海外 | 国内/海外 | 国内/海外 |
利用は、購入した商品が対象期間内に損害が出てしまった場合に、修理費用、買い替え費用が補償される保険になります。
各社、国内/海外のショッピングに対応していますが、VISA/Masterは上限金額が他社よりも低くされている点が気になるポイントです。
プロテクション(アメックスのみ)
プロテクションサービスはアメックスのサービスになります。
ただ、スマホ保険はJCBにも付帯があります。
オンラインプロテクション同等のサービスも、各社から提供されています。
プロテクションサービス | 内容 | 補償金額 |
スマートフォン・プロテクション ※JCBは5万円まで補償のスマホ保険あり | スマホ保険 | 年3万円まで 購入から3年以内 |
リターン・プロテクション | 商品の返品保険 (購入店が返品を受け付けない時の保険) | 購入日から90日 年3万円まで(1回3万円) |
キャンセル・プロテクション | 旅行やコンサートなど、急な出張・病気など で行けなくなった時の保険 | 年10万円まで |
オンライン・プロテクション ※同様のサービスはVISA/Master/JCB/ダイナースにも付帯 | 不正利用された場合の補償 | 全額 |
スーパーフライヤーズカード(SFC)ゴールドカードの違いを比較まとめ
スーパフライヤーズ ゴールドカードの違いについて各カードの仕様を比較して解説してきました。
おさらいになりますが、仕様一覧は以下のようになります。
カード | SFCゴールド VISA/Master | SFCゴールド JCB | SFCダイナース | SFCアメックスゴールド |
国際ブランド | VISA/Master | JCB | diners | Amex |
個人/法人 | 個人カード | 個人カード | 個人カード | 個人カード |
年会費(税込) | 16,500円 | 16,500円 | 30,800円 | 34,100円 |
家族カード(税込) | 8,250円 | 8,250円 | 11,550円 | 17,050円 |
ETCカード | 無料 | 無料 | 無料 | 発行手数料:850円 年会費:無料 |
年会費優遇 | マイ・ペイすリボ Web明細 4,950円割引 | スマリボ登録・利用で 5,000円キャッシュバック | なし | なし |
割引後年会費 | 11,550円 | 11,500円 | 30,800円 | 34,100円 |
貯まるポイント | Vポイント or ANAマイル | OkiDokiポイント or ANAマイル | OkiDokiポイント or ANAマイル | アメックスポイント |
ポイントコース | 応募方式 自動移行方式 から選択 | マルチポイントコース 自動移行コース から選択 | なし | なし |
マイル還元率 | 1.0% | 1.0% | 1.0% | 1.0% |
マイル還元率アップ | なし | JCBスターメンバーズ 最大1.075% | なし | なし |
ポイント有効期限 | 6年 ※Vポイント3年、ANAマイル3年 | 6年 ※OkiDoki3年、ANAマイル3年 | 無期限 ※ANAマイル交換後は3年 | 無期限 ※ANAマイル交換後は3年 |
カード入会:継続 ボーナス | 入会:2,000マイル 継続:2,000マイル | 入会:2,000マイル 継続:2,000マイル | 入会:2,000マイル 継続:2,000マイル | 入会:2,000マイル 継続:2,000マイル |
フライトマイル | +40% | +40% | +40% | +40% |
ANA航空券購入 マイル還元率 | 2.0% | 2.0% | 2.0% | 3.0% |
スマホ決済 | Apple Pay、GooglePay、QUICPay | Apple Pay、GooglePay、QUICPay | Apple Pay、GooglePay、QUICPay | Apple Pay、QUICPay |
国内空港ラウンジ | 国内32空港海外1空港 | 国内32空港海外1空港 | 国内32空港海外1空港 | 国内13空港海外1空港 |
ラウンジキー | なし | あり | なし | なし |
プライオリティパス | なし | なし | 独自ラウンジサービスあり | あり(年2回まで無料) |
空港手荷物宅配 | なし | 優待料金 | 帰国時1個無料 | 帰国時1個無料 |
海外旅行保険 | 利用付帯 死亡:5,000万円/家族1,000万円 傷害:150万円/家族50万円 疾病:150万円/家族50万円 | 自動付帯 死亡:最大1億円/家族1,000万円 (うち利用5,000万円) 傷害:300万円/家族200万円 疾病:300万円/家族200万円 | 利用付帯 死亡:最大1億円 傷害:300万円 疾病:300万円 | 利用付帯 死亡:最大1億円/家族1,000万円 傷害:300万円/家族200万円 疾病:300万円/家族200万円 |
国内旅行保険 | 利用付帯 死亡:5,000万円 入院、手術、通院補償あり | 自動付帯 死亡:5,000万円 入院、手術、通院補償あり | 利用付帯 死亡:最大1億円 入院、手術、通院補償あり | 利用付帯 死亡:5,000万円 入院、手術、通院補償あり |
航空機遅延補償費用 | 利用付帯 国内 | 自動付帯 国内・海外 | 利用付帯 海外 | 利用付帯 海外 |
ショッピング保険 | 海外:300万円 国内:300万円 | 海外:500万円 国内:500万円 | 海外:500万円 国内:500万円 | 海外:500万円 国内:500万円 |
スマートフォン保険 | なし | なし | なし | 3万円まで |
リターンプロテクション | なし | なし | なし | 1商品3万円、年15万円まで |
キャンセルプロテクション | なし | なし | なし | 年間10万円まで |
私の個人的な評価をすると、
ANAカードの作るタイミングと持つべきスーパーフライヤーズカード
スーパーフライヤーズカードを取得するには、ANAの飛行機に所定以上の搭乗が必要になります。(年間に50,000プレミアムポイント以上を獲得)
その為、航空券を購入する為にANAカードを持っていないと、決済で貯まるマイルやフライトマイルを撮り損ねてしまうので、修行開始前にカードを発行することをおすすめします。
ANAカードなしで修行をして、資格達成後にカードの申し込みをして審査に落ちてしまった場合、修行自体が無駄になってしまう恐れもありますので、やはりANAのステータス修行開始前に発行しておくことが大切かなと思います。
修行時のおすすめカード

SFC修行では、ANAの航空券を購入しますので、入会キャンペーンがよく、航空券購入時にマイル還元の良いカードを選びと良いです。
入会キャンペーンがよく、航空券購入で唯一3%還元されるのは、ANAアメックスゴールドになります。
なので、修行中はANAアメックスゴールドを利用するのが最も効率的と言えます。
→詳しいカードの仕様はこちら
修行後の保有おすすめカード
修行時は、ANAアメックスゴールドをおすすめしますが、家族カードを含めた年会費が最も高いカードになるので、スーパーフライヤーズカードとしてアメックスを保有し続けるにはおすすめをしません。
スーパーフライヤーズカードは、同じランクのカードであれば切り替えが可能になります。
※プレミアムカードに変更する場合は、別途審査が必要。
なので、スーパーフライヤーズカード発行後は、維持費や利用用途に応じてカードを切り替えることをおすすめします。
【家族カード込みの年会費比較】
SFCゴールド VISA/Masterドゴールド | SFCゴールド JCB | SFCダイナース | SFCアメックスゴールド | |
年会費 | 16,500円 | 16,500円 | 30,800円 | 34,100円 |
家族カード | 8,250円 | 8,250円 | 11,550円 | 17,050円 |
合計 | 24,750円 | 24,750円 | 42,350円 | 51,150円 |
海外旅行・出張の頻度が多い場合(年間5回以上)

海外旅行や出張が多い方であれば、カードとしての特典は少ないですが海外決済に強いVISA/Masterをおすすめします。
特典の少ない部分は、別のカードを持って補う方法を選ぶしかないです。
海外旅行・出張の頻度が少ない場合(年間5回未満)
海外旅行や出張で年間の海外渡航が5回未満なら、決済に強いカードを選ぶ必要はないかと思います。
なぜなら、年間の95%以上を日本で過ごすことになるので、JCBやダイナースでも困らないからです。
※海外旅行用のVISA/Masterは年会費無料カードを持っていけばOK
【特典の豊富さならANAダイナース】

ラウンジサービスやレストランサービスなど、カードの付帯特典の充実度ではダイナースが最も充実しています。
特典重視ならダイナースをおすすめしますが、ANAダイナースのスーパーフライヤーズカードは、家族カードと合わせて年会費42,350円になりますので、その点だけご注意ください。
→詳しいカード仕様はこちら
【コスパと還元率重視ならANA JCB】

トータルバランスで最もおすすめはANA JCBゴールドです。
年会費はVISA/Masterと同等で最安設定(家族カード込みで24,750円)、JCBスターメンバーでマイル還元アップ、旅行保険がすべて自動付帯とサービス面でも充実していて一番バランスの良いカードになっています。
JCBは海外決済に難がありますが、年間のほとんどを日本で生活しているなら不便に感じることはほぼないと思います。
※海外旅行時は年会費無料のVISAを持っていけば解決です。

万人向けのカード保有順番
私がおすすめする修行カード、修行後にSFCとして持つカードは以下になります。
修行中:ANAアメックスゴールド
修行後:ANAスーパーフライヤーズカード ゴールドJCB
以上、スーパーフライヤーズカード ゴールドの選び方についてご参考になりますと幸いです。
SFC全権種を比較した記事はこちら
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。