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マリオットアメックスから乗り換え候補を3つ解説!ダウングレードの検討はアリ?

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マリオットボンヴォイアメックスの仕様改定が発表され、2025年8月21日から新仕様が適用されます。

仕様改定は年会費の大幅アップをはじめ、ホテル特典の獲得ハードルが大きく上がったこともあり、ほかのカードへ乗り換えを検討されている方も多いかと思います。

この記事では、マリオットボンヴォイアメックスプレミアムから乗り換え先の候補になる3つのカードを解説していきますので、カード変更のご参考になりますと幸いです。

【この記事の執筆者】

ラグトピ(Seki)
ラグトピを運営しているSekiです。
ブログ「マイルの錬金術師」の運営者本人でもあります。

ANA:ダイヤモンド、マリオット:LTチタンエリート(生涯ステータス)など多数の旅行系ステータスを保有してます。
クレジットカードの選び方のアドバイスが得意で、500名以上の方のお話を無料ZOOM相談で伺った実績があります。
目次

マリオットアメックスから乗り換え先の候補を3つ解説

冒頭でも触れた通り、2025年8月21日からマリオットボンヴォイアメックスの仕様が変更になります。

マリオットボンヴォイアメックスが仕様改定

まずは、新旧マリオットボンヴォイアメックスプレミアムの主なスペックの変更点を一覧にまとめました。

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項目マリオットアメックスプレミアム(旧スペック)マリオットアメックスプレミアム(新スペック)
年会費(税込)49,500円82,500円
家族カード年会費(税込)1枚まで無料
2枚目以降24,750円
1枚まで無料
2枚目以降41,250円
ETCカード
年会費・発行手数料(税込)
年会費無料
発行手数料935円
年会費無料
発行手数料935円
国際ブランドアメリカン・エキスプレスアメリカン・エキスプレス
ポイントMarriott BonvoyポイントMarriott Bonvoyポイント
ポイント還元率基本還元:3.0%
Marriott Bonvoy参加ホテル:6.0%
基本還元:3.0%
Marriott Bonvoy参加ホテル:6.0%
事業決済ポイント付与なし
ラウンジ国内提携ラウンジ国内提携ラウンジ
無料宿泊無料宿泊特典
(交換レート50,000ポイントまで)
※150万円決済で獲得
無料宿泊特典
(交換レート75,000ポイントまで)
※400万円決済で獲得
ホテルステータスマリオット ゴールドエリート
※400万円決済でプラチナエリート
マリオット ゴールドエリート
※500万円決済でプラチナエリート
海外旅行傷害保険最大1億円最大1億円
国内旅行傷害保険最大5,000万円最大5,000万円

主な変更は、年会費のアップ、マリオットボンヴォイの宿泊券、ステータスの獲得に必要な決済金額の増加となります。

そのほかのマイルへの交換、空港ラウンジ、旅行保険、プロテクションに関するサービスは変更なしとなっています。

特典を受け取る為の決済ハードルも高いながら、8万円を超える年会費は負担が大きくなります。

マリオットボンヴォイのホテルにたくさん泊まる方であればこのまま保持し続けても良いですが、そんなにホテルに泊まらないなら、もう少し年会費が割安で内容の良いカードへの切り替えを考えても良い水準です。

マリオットボンヴォイアメックスから乗り換え候補

マリオットボンヴォイアメックスプレミアムを持っている方は、旅行をするを前提でカードを持っていたと思いますので、切り替え先のカードも旅行系のサービスが充実しているカードを選定しています。

今回は、その中から3枚のカードをご紹介します。

・アメックスゴールドプリファード
・ヒルトンアメックスプレミアム
・セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス

マリオットボンヴォイアメックスプレミアムの新スペックと各カードの主要な特典の比較を一覧にしました。

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項目マリオットアメックスプレミアム(新スペック)アメックスゴールドプリファードヒルトンアメックスプレミアムセゾンプラチナ・ビジネス・アメックス
年会費(税込)82,500円39,600円66,000円33,000円
初年度無料
家族カード年会費(税込)1枚まで無料
2枚目以降41,250円
2枚まで無料
3枚目以降19,800円
家族カード3枚目まで無料
4枚目以降13,200円
追加カード1枚3,300円(9枚まで)
ETCカード
年会費・発行手数料(税込)
年会費無料
発行手数料935円
年会費無料
発行手数料935円
年会費無料
発行手数料935円
無料
国際ブランドアメリカン・エキスプレスアメリカン・エキスプレスアメリカン・エキスプレスアメリカン・エキスプレス
ポイントMarriott Bonvoyポイントメンバーシップ・リワード®ヒルトン・オナーズポイント永久不滅ポイント
ポイント還元率基本還元:3.0%
Marriott Bonvoy参加ホテル:6.0%
事業決済ポイント付与なし
基本還元:1.0%
対象加盟店:3.0%
※メンバーシップ・リワード・プラス加入時
基本還元:3.0%
Marriott Bonvoy参加ホテル:6.0%
事業決済ポイント付与なし
基本還元:0.5%
※セゾンマイルクラブ加入でJALマイル最大1.125%還元
ラウンジ国内提携ラウンジ国内提携ラウンジ
プライオリティ・パス
※スタンダード会員+年2回まで無料
国内提携ラウンジ国内提携ラウンジ
プライオリティ・パス
※プレステージ付帯
無料宿泊無料宿泊特典
(交換レート75,000ポイントまで)
※400万円決済で獲得
フリー・ステイ・ギフト
※200万円決済で獲得
ウィークエンド無料宿泊特典
※更新で1泊無料
※300万円決済でもう1泊無料
なし
ホテルステータスマリオット ゴールドエリート
※500万円決済でプラチナエリート
プリンス ゴールド
ヒルトン ゴールド
※200万円決済でダイヤモンド
一休ダイヤモンド6ヶ月無料
その他・ポケットコンシェルジュ・招待日和
・スターバックス オンライン入金20%キャッシュバック
・ポケットコンシェルジュ
・コンシェルジュ
・クラブ・コンシェルジュ
・招待日和
・Tablet Hotels
・entrée優待
・プレミアムホテルプリビレッジ優待
海外旅行傷害保険最大1億円最大1億円最大1億円最大1億円
国内旅行傷害保険最大5,000万円最大5,000万円最大5,000万円最大5,000万円

セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスは、ビジネスカードですが会社員の方でも発行可能です。

年会費を比較

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マリオットアメックスプレミアム(新スペック)アメックスゴールドプリファードヒルトンアメックスプレミアムセゾンプラチナ・ビジネス・アメックス
年会費(税込)82,500円39,600円66,000円33,000円
初年度無料
家族カード年会費(税込)1枚まで無料
2枚目以降41,250円
2枚まで無料
3枚目以降19,800円
家族カード3枚目まで無料
4枚目以降13,200円
追加カード1枚3,300円(9枚まで)
ETCカード年会費(税込)年会費無料
発行手数料935円
年会費無料
発行手数料935円
年会費無料
発行手数料935円
無料

年会費に関しては、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスがプラチナカードながら初年度無料で持つことができます。

1年間試せるという点では、この中では群を抜いてお得なカードになります。

アメックスゴールドプリファードも39,600円(税込)と、マリオットアメックスプレミアムの旧スペックよりも安い年会費(49,500円)なので、年会費視点では候補になりそうです。

ポイント還元

ポイント還元については以下の通りです。

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マリオットアメックスプレミアム(新スペック)アメックスゴールドプリファードヒルトンアメックスプレミアムセゾンプラチナ・ビジネス・アメックス
ポイント還元率Marriott Bonvoyポイントメンバーシップ・リワード®ヒルトン・オナーズポイント永久不滅ポイント
ポイント還元率基本還元:3.0%
Marriott Bonvoy参加ホテル:6.0%
事業決済ポイント付与なし
基本還元:1.0%
対象加盟店:3.0%
※メンバーシップ・リワード・プラス加入時
基本還元:3.0%
Marriott Bonvoy参加ホテル:6.0%
事業決済ポイント付与なし
基本還元:0.5%
※セゾンマイルクラブ加入でJALマイル最大1.125%還元

マリオットボンヴォイアメックスプレミアムの基本還元は3.0%ですが、ホテルで利用した時は1P=0.3〜0.5円くらいの価値になるので基本的には1.0%還元のカードと思っていただいて差し支えないと思います。
※マイルに交換した時に3:1のレートになるので基本1.0%還元

アメックスゴールドプリファードの基本還元は1.0%でメンバーシップ・リワードというアメックスのポイントが貯まります。

14社の航空会社のマイル、マリオットポイント、ヒルトンポイントに交換することができます。

特に人気な交換先はANAマイルで、1:1のレートで交換でき、年間40,000マイルまで交換可能です。
※交換手数料5,500円(税込)がかかります。

ヒルトンポイントは、ホテルで使った時に1P=0.3〜0.5円くらいの価値ですので、やはり1.0%還元と捉えていただいて良いかと思います。

マイルには40社以上交換対応していますが、10:1の交換レートなのでマイルとして使うのはおすすめしません。

基本はホテルの宿泊で利用することが前提となります。

セゾンは、永久不滅ポイントが0.5%という還元率で基本還元はよくないです。

ただし、セゾンマイルクラブというオプションをつけると、JALマイル1%と永久不滅ポイント0.25%の合計1.25%のポイント還元を受けられるようになります。

永久不滅ポイントをJALマイルに交換することができるので、JALマイル還元は最大1.125%になります。
※セゾンマイルクラブの年会費は5,500円(税込)

なので、ANAマイルを貯めるなら「アメックスゴールドプリファード」JALマイルを貯めるなら「セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス」が候補になります。

空港ラウンジ

空港ラウンジサービスの内容です。

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マリオットアメックスプレミアム(新スペック)アメックスゴールドプリファードヒルトンアメックスプレミアムセゾンプラチナ・ビジネス・アメックス
空港ラウンジ国内提携ラウンジ国内提携ラウンジ
プライオリティ・パス
※スタンダード会員+年2回まで無料
国内提携ラウンジ国内提携ラウンジ
プライオリティ・パス
※プレステージ付帯

国内提携ラウンジ

IASS エグゼクティブラウンジ1

セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスはすべてのラウンジが利用可能ですが、そのほかの3券種は利用不可の施設があります。

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マリオットアメックスプレミアム(新スペック)アメックスゴールドプリファードヒルトンアメックスプレミアムセゾンプラチナ・ビジネス・アメックス
空港ラウンジ赤字利用不可
同伴者1名無料
赤字利用不可
同伴者1名無料
赤字利用不可
同伴者1名無料
すべて利用可

国内空港の提携ラウンジは以下の通りです。

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エリア空港ラウンジ名
北海道旭川空港LOUNGE 大雪
新千歳空港スーパーラウンジ
函館空港ビジネスラウンジ「A Spring」
東北青森空港エアポートラウンジ
秋田空港ROYALSKY LOUNGE
仙台空港ビジネスラウンジ「East side」
関東成田国際空港 第1ターミナルIASS エグゼクティブラウンジ1
I.A.S.S SUPERIOR LOUNGE 1 希和-NOA-
※プラチナカード会員限定
成田国際空港 第2ターミナルIASS エグゼクティブラウンジ2
I.A.S.S SUPERIOR LOUNGE 2 虚空-KoCoo-
※プラチナカード会員限定
羽田空港 第1ターミナルPOWER LOUNGE CENTRAL
POWER LOUNGE SOUTH
POWER LOUNGE NORTH
羽田空港 第2ターミナルエアポートラウンジ(南)
POWER LOUNGE CENTRAL
POWER LOUNGE NORTH
羽田空港 第3ターミナルSKY LOUNGE
中部中部国際空港プレミアムラウンジ セントレア
新潟空港エアリウムラウンジ
富山空港ラウンジ らいちょう
小松空港スカイラウンジ白山
富士山静岡空港ビジネスラウンジ「YOUR LOUNGE」
近畿大阪国際空港(伊丹空港)ラウンジオーサカ
関西国際空港カードメンバーズラウンジ
「六甲」
「アネックス六甲」
「金剛」
KIXエアポートカフェラウンジ「NODOKA」
神戸空港ラウンジ神戸
中国岡山空港ラウンジ マスカット
広島空港ビジネスラウンジ もみじ
米子鬼太郎空港ラウンジ DAISEN
山口宇部空港ラウンジきらら
出雲空港(出雲縁結び空港)出雲縁結び空港エアポートラウンジ
四国高知空港「ブルースカイ」ラウンジ
高松空港ラウンジ讃岐
松山空港ビジネスラウンジ
スカイラウンジ
徳島阿波おどり空港エアポートラウンジ ヴォルティス
九州福岡空港ラウンジTIME/ノース
ラウンジTIME/サウス
ラウンジTIMEインターナショナル
北九州空港ラウンジひまわり
佐賀空港Premium Lounge さがのがら。
長崎空港ビジネスラウンジ アザレア
大分空港ラウンジ くにさき
熊本空港(阿蘇くまもと空港)ラウンジ ASO
宮崎ブーゲンビリア空港ブーゲンラウンジひなた
鹿児島空港スカイラウンジ菜の花
沖縄那覇空港ラウンジ華hana〜〜
海外ダニエル・K・イノウエ国際空港(ハワイ)ISSA HAWAII LOUNGE

プライオリティ・パス

世界中の空港でラウンジが利用できるプライオリティ・パスの付帯状況です。

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マリオットアメックスプレミアム(新スペック)アメックスゴールドプリファードヒルトンアメックスプレミアムセゾンプラチナ・ビジネス・アメックス
プライオリティ・パスなしスタンダード会員+年2回まで無料
※ラウンジ以外の施設不可
なしプレステージ会員
利用制限なし

マリオット、ヒルトンにはプライオリティ・パスは付帯されていません。

アメックスゴールドプリファードは年2回まで無料利用ができ、3回目以降が35ドルの利用料金がかかります。

家族カードでも同様の内容のプライオリティ・パスが発行できます。

ただし、レストランなどラウンジ以外の施設は利用不可となります。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスは最上位のプレステージ会員が付帯しているので、利用回数に制限なく無制限で利用できます。

また、レストランなどの施設も無料で利用することができるので、ラウンジサービスについてはセゾンの一人勝ちといった感じになります。

以下、国内空港のプライオリティ・パス対象施設一覧です。

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空港名ターミナルラウンジラウンジ以外の施設
(セゾンのみ利用可)
東京・成田国際空港第1ターミナル・I.A.S.S Superior Lounge -NOA-
・I.A.S.S Executive Lounge 1
・Japanese Grill & Craft Beer TATSU
・肉料理 やきすき やんま
第2ターミナル・I.A.S.S Superior Lounge -KoCoo-
・I.A.S.S Executive Lounge 2
・鉄板焼 道頓堀 くり田
・9h nine hours Narita Airport
第3ターミナル・ぼてぢゅう屋台
東京国際空港(羽田)第1ターミナル・Power Lounge North
・Power Lounge Central
・Power Lounge South
・Foot Bath Cafe & Body Care LUCK
第2ターミナル・Power Lounge Central
・Airport Lounge South
・Power Lounge North
・Power Lounge PREMIUM
第3ターミナル・TIAT Lounge
・Sky Lounge South
羽田エアポートガーデン・All Day Dining Grande Aile
大阪(伊丹)国際空港中央ブロック・大阪エアポートワイナリー
大阪・関西国際空港エアロプラザ・KIXエアポート カフェラウンジ NODOKA
第1ターミナル・Card Members Lounge Annex Rokko
・Card Members Lounge Kongo
・Card Members Lounge Rokko
・Botejyu 1946
・Japan Travelling Restaurant by BOTEJYU
名古屋・中部国際空港Flight of Dreams Building・The Pike Brewing Restaurant & Craft Beer Bar
第1ターミナル・The Coral Finest Business Class Lounge
・Plaza Premium Lounge
・KAL Lounge
・ぼてぢゅう
・海膳空膳
・くつろぎ処
福岡国際空港国際線ターミナル・KAL Lounge
・Lounge Fukuoka

羽田空港第2ターミナルにある「POWER LOUNGE PREMIUM」を利用した時の様子を事例としてご紹介します。。

第2ターミナルの国際線利用時なので、ANA便で海外に渡航する際に利用できます。

食事はビュッフェで用意されていて、ラウンジの定番のカレーなどが用意されています。

ヌードルバーなどはありません。

アルコールもワインやビール、焼酎、ウイスキーなど飲み放題になっています。

カレーをいただきましたが、ラウンジの食事としては十分かと思います。

シャワールームも完備されていて、清潔感があってとても良いです。

ホテル特典

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マリオットアメックスプレミアム(新スペック)アメックスゴールドプリファードヒルトンアメックスプレミアムセゾンプラチナ・ビジネス・アメックス
無料宿泊無料宿泊特典
(交換レート75,000ポイントまで)
※400万円決済で獲得
フリー・ステイ・ギフト
※200万円決済で獲得
ウィークエンド無料宿泊特典
※更新で1泊無料
※300万円決済でもう1泊無料
なし
ホテルステータスマリオット ゴールドエリート
※500万円決済でプラチナエリート
プリンス ゴールドヒルトン ゴールド
※200万円決済でダイヤモンド
一休ダイヤモンド6ヶ月無料
そのほかホテル特典100USドルクーポン
※リッツカールトン、セントレジスに2連拍以上した場合
10,000円分のトラベルクレジット
※カード更新
なし・Tablet Hotels
・entrée優待
・プレミアムホテルプリビレッジ優待

マリオットボンヴォイアメックスプレミアムは、無料宿泊券1泊分獲得に400万円の決済が必要となりハードルが高くなりました。(以前は150万円)

朝食無料やクラブラウンジが利用できるプラチナエリートも500万円決済となり、こちらも条件が厳しくなりました。

対して、ヒルトンアメックスプレミアムはカード保有で持てるゴールドステータスで朝食が無料サービスされます。
※アメリカは無料サービスなし

カード更新で1泊の無料宿泊券が得られ、300万円決済でもう1泊と合計2泊の宿泊券を獲得することができます。

ラウンジサービスが利用できる最上位のダイヤモンドステータスも200万円の決済で獲得できる為、マリオットと比較してホテルサービスでは大きく差がついています。

アメックスゴールドプリファードは、200万円のカード利用と翌年のカード更新でフリーステイギフトという無料宿泊券をもらうことができます。

宿泊できるホテルブランドは以下の通りです。

  • 西武プリンスホテルズ&リゾーツ
  • マリオット・インターナショナル
  • オークラ ニッコー ホテルズ
  • ハイアットホテルズアンドリゾーツ
  • ニューオータニホテルズ
  • ロイヤルパークホテルズ

マリオットやヒルトンの様にホテル専門のクレジットカードではありませんが、200万円の利用で1泊分の宿泊券がもらえるアメックスゴールドプリファードはお得感があります。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスは、一休.comのダイヤモンド会員が6ヶ月試せる特典が付帯しています。

一休のダイヤモンド会員は、特別なセール情報など高級ホテルのお得な特典を受けることができます。

また、無料宿泊はできませんがTablet Hotels、entrée優待、プレミアムホテルプリビレッジ優待といった、割引優待や部屋のアップグレード、朝食サービスなどの特典を受けられるホテルサービスが付帯されています。

無料宿泊券が無い分、セゾンのホテルサービスはほかの3券種に比べると一歩劣る感じになります。

レストラン特典

レストラン特典の内容は以下の通りです。

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マリオットアメックスプレミアム(新スペック)アメックスゴールドプリファードヒルトンアメックスプレミアムセゾンプラチナ・ビジネス・アメックス
コンシェルジュ・ポケットコンシェルジュ・ポケットコンシェルジュ
・招待日和
なし・招待日和

ポケットコンシェルジュ

ポケットコンシェルジュは、マリオットアメックスプレミアム、アメックスゴールドプリファードに付帯されています。

厳選されたレストランの予約ができる「ポケットコンシェルジュ」を利用して、予約・決済を行うと、20%キャッシュバック、年間最大合計10,000円までを受けることのできる特典です。

招待日和

招待日和は、アメックスゴールドプリファード、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスに付帯されています。

対象レストランの所定のコースメニューを大人2名様上で予約すると、1名分のコース料金が無料になる特典なのでとてもお得なサービスです。

対象レストランには、国内、海外で約250店舗が登録されています。

ディナーであれば、2万円前後くらいの内容が多いので、お祝いや接待など色々なシーンで活用できます。

コンシェルジュサービス

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マリオットアメックスプレミアム(新スペック)アメックスゴールドプリファードヒルトンアメックスプレミアムセゾンプラチナ・ビジネス・アメックス
コンシェルジュなしなしなしあり

コンシェルジュサービスは、プラチナカードであるセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスのみに付帯されています。

主に依頼できる内容は以下のサービスになります。

・ 高級レストランの予約
・ 高級ホテルの予約
・ 国内・海外旅行プランの相談
・ 航空券や特急券などの手配
・ そのほかの細かなニーズにも対応

また「セゾンプレミアムセレクション by クラブ・コンシェルジュ」というサービスも利用することができます。

入会金330,000円(税込)、年会費275,000円(税込)が必要なサービスですが、カード会員は無料で利用することができます。

旅行保険

旅行保険の補償内容一覧です。

補償はすべて「利用付帯」となっています。

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保険名称マリオットアメックスプレミアム(新スペック)アメックスゴールドプリファードヒルトンアメックスプレミアムセゾンプラチナ・ビジネス・アメックス
海外旅行傷害保険死亡/後遺障害:1億円
傷害治療:300万円
疾病治療:300万円
賠償責任:4,000万円
救援者費用:400万円
携行品損害:50万円
乗継遅延/出航遅延/欠航/搭乗不能費用:最高2万円
受託手荷物遅延費用:最高2万円
受託手荷物紛失費用:最高4万円
死亡/後遺障害:1億円
傷害治療:300万円
疾病治療:300万円
賠償責任:5,000万円
救援者費用:300万円
携行品損害:50万円
乗継遅延:3万円
出航遅延:3万円
受託手荷物遅延費用:10万円
受託手荷物紛失費用:10万円
国内旅行傷害保険死亡/後遺障害:5,000万円死亡/後遺障害:5,000万円
入院日額:5,000円
通院日額:3,000円
スマートフォン・プロテクション支払限度額:3万円支払限度額:5万円支払限度額:3万円支払限度額:5万円
ショッピング・プロテクション®年間最高500万円まで年間最高500万円まで年間最高500万円まで年間最高300万円まで
オンライン・プロテクション不正利用された金額不正利用された金額不正利用されたご金額不正利用された金額
リターン・プロテクション払い戻しの限度額
・1商品につき最高3万円まで
・カード会員につき年間最高15万円まで
払い戻しの限度額
・1商品につき最高3万円まで
・カード会員につき年間最高15万円まで
払い戻しの限度額
・1商品につき最高3万円まで
・カード会員につき年間最高15万円まで
なし
キャンセル・プロテクション死亡/傷害/疾病による入院:年間10万円
傷害で通院:年間3万円
社名出張:年間10万円
死亡/傷害/疾病による入院:年間10万円
傷害で通院:年間3万円
社名出張:年間10万円
死亡/傷害/疾病による入院:年間10万円
傷害で通院:年間3万円
社名出張:年間10万円
なし

マリオット、ゴールドプリファード、ヒルトンは、保険の補償内容はすべて同じ内容になります。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスも海外旅行保険は似たような補償になっていますが、航空機遅延費用や受託手荷物の紛失などの補償額が高くなっています。

国内旅行保険で、入院、通院の補償もセゾンのみの付帯となります。

マリオットアメックスのダウングレードは検討できるか

マリオットボンヴォイアメックスの仕様変更で、一般カードも年会費がアップして各種特典の獲得ハードルが上がりました。

それに伴い、既存のプレミアムカードから新しい一般カードへのダウングレードをして持ち続けることも選択肢に挙げられます。

そこで、マリオットアメックスプレミアムの新旧スペックと、一般カードの新スペックを比較してみました。

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項目マリオットアメックスプレミアム(新スペック)マリオットアメックスプレミアム(旧スペック)マリオットアメックス一般(新スペック)
年会費(税込)82,500円49,500円34,100円
家族カード年会費(税込)1枚まで無料
2枚目以降41,250円
1枚まで無料
2枚目以降24,750円
家族カード1枚目無料
2枚目以降17,050円(税込)
ETCカード
年会費・発行手数料(税込)
年会費無料
発行手数料935円
年会費無料
発行手数料935円
年会費無料
発行手数料935円
ポイントMarriott BonvoyポイントMarriott BonvoyポイントMarriott Bonvoyポイント
ポイント還元率基本還元:3.0%
Marriott Bonvoy参加ホテル:6.0%
事業決済ポイント付与なし
基本還元:3.0%
Marriott Bonvoy参加ホテル:6.0%
基本還元:2.0%
Marriott Bonvoy参加ホテル:5.0%
事業決済ポイント付与なし
ラウンジ空港カードラウンジ空港カードラウンジ空港カードラウンジ
無料宿泊無料宿泊特典
(交換レート75,000ポイントまで)
※400万円決済で獲得
無料宿泊特典
(交換レート50,000ポイントまで)
※150万円決済で獲得
無料宿泊特典
(交換レート50,000ポイントまで)
※250万円決済で獲得
ホテルステータスマリオット ゴールドエリート
※500万円決済でプラチナエリート
マリオット ゴールドエリート
※400万円決済でプラチナエリート
マリオット ゴールドエリート
海外旅行傷害保険最大1億円最大1億円最大3,000万円
国内旅行傷害保険最大5,000万円最大5,000万円最大2,000万円

旧スペックのプレミアムカードと、新スペックの一般カードの比較をみていきますと、年会費は15,400円安くなります。

これは旧SPGアメックスと同じ年会費になります。

注目すべき点は、無料宿泊特典の獲得に新スペックの一般カードは250万円の決済を必要とする点です。

これが、150万円の決済で獲得できるなら検討の余地ありですが、ちょっとハードルが高い印象です。

また、一般カードは決済利用金額をどこまで使ってもプラチナエリートのステータスを得ることができません

保険の補償金額が海外旅行の死亡・後遺障害で最大3,000万円(国内旅行保険は最大2,000万円)と、34,100円の年会費のクレジットカードとは思えない補償の低さが目につきます。

34,100円の年会費を払ってマリオットアメックス一般カードを持つなら、今回比較に挙げている「アメックスゴールドプリファード」や「セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス」の方が圧倒的にサービス内容が良いです。

250万円使って1泊の無料宿泊特典をもらうくらいなら、最初から5万円払って好きなホテルに泊まった方が全然よいのではないでしょうか?

マリオットアメックスの切り替えとダウングレードについてまとめ

マリオットボンヴォイアメックスの仕様改定に伴い、乗り換え先の候補になるクレジットカードを解説してきました。

ダウングレードしてマリオットアメックス一般を保持する

個人的に、マリオットボンヴォイアメックスの一般カードにダウングレードするのは無いです。

理由は34,100円(税込)の年会費を払うなら、他に良いカードがたくさんあるからです。

250万円使って無料宿泊券1泊分をもらうなら、最初から宿泊券同等のホテルに実費で泊まってしまっても良いと思います。

宿泊特典目当てで持つには、本末転倒感のあるカードというのが個人的な印象です。

宿泊特典以外のカードとしてのスペックも、年会費に見合っていない下位ランクのカード水準というのも選べない要因になります。

ホテルサービス優先ならヒルトンアメックスプレミアム

ホテルサービスを優先するなら、「ヒルトンアメックスプレミアム」です。

年会費66,000円(税込)ながら、カード更新で1泊分の宿泊券がもらえます。

200万円決済でヒルトンの最上位ステータスであるダイヤモンドが得られ、300万円決済で2泊目の無料宿泊券が得られます。

ホテル系クレジットカードでは、現在No.1の内容になっています。

ヒルトンアメックスプレミアムの詳細については、以下の記事もご参照ください。

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ANAマイルを貯めるならアメックスゴールドプリファード

アメックスゴールドプリファードは、年会費39,600円(税込)となっています。

200万円の利用で無料宿泊券のフリーステイギフトが得られます。

貯めたポイントは1:1でANAマイルにも交換できるので、ANAマイルを貯めている方におすすめです。

カードの仕様も満遍なくバランスが良いカードなので、マリオットボンヴォイアメックスからの乗り換え先候補で一番おすすめできるカードになるかと思います。

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JALマイルを貯めるならセゾンプラチナ・ビジネス・アメックス

セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスは、年会費が初年度無料と群を抜いたコスパを誇ります。

2年目以降から年会費は33,000円(税込)になります。

JALマイルを貯めている場合、セゾンマイルクラブに加入すると最大1.125%のJALマイル還元を得られます。

利用制限のないプライオリティ・パスが付帯されており、プラチナカードなのでコンシェルジュサービスもあります。

ホテルの無料宿泊特典はありませんが、それを抜いてもアメックスゴールドプリファードといい勝負ができるカードです。

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セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスは友達紹介からの入会ではAmazonギフト券がもらえるキャンペーン開催中です。
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事業利用をされていた方はビジネスカードへの切り替えを検討

マリオットボンヴォイアメックスプレミアムを使って仕入れなどの事業決済をされている場合、今後はポイント付与の対象外となりますのでビジネスカードへの切り替えをご検討ください。

セゾンでも悪く無いですが、ANAマイルを貯めていたり、アメックスのステータス性を活用したい方はアメックス社発行の以下のカードも合わせてご検討ください。

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これらを踏まえ、マリオットボンヴォイアメックスプレミアムから乗り換え先のカード選びのご参考になりますと幸いです。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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